天田財団_助成研究成果報告書2024
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■謝■辞■参考文献■1) 末木咲衣, 石井秋光, 山中晃徳, 日本計算工学会第27回計算工学講演会講演予稿集, (2022), C-11-03. Sueki, S., Ishii, A., Coppieters, S., Yamanaka, A., Int. J. Solids Struct., 279 (2023), 112350. 2) 3) 末木咲衣, 石井秋光, 山中晃徳, 塑性と加工, 64 間内に、開発したデータ同化手法を用いた材料モデリング手法を実証するために、はじめにアルミタウム合金の単軸引張試験とDIC計測したひずみ分布データからHill’48降伏関数とSwift式のパラメータの逆推定が可能であることを示した。次に、アルミタウム合金板材の穴広げ加工試験とのDIC計測したひずみ分布データからYld2000-2d降伏関数のパラメータおよび摩擦係数が逆推定であることを実証した。これらの研究開発成果は、関連学会での解説論文でも報告した13)。現在は、開発したデータ同化技術を基礎として、国内企業とともにデータ同化ソフトウェア開発を進めている。さらに、開発技術の応用先として、フェーズフィールド法による金属板材でのき裂進展シミュレーションにも適用し、DIC計測したひずみ分布データからフェーズフィールドモデルのパラメータ逆推定、それによるき裂進展挙動の再現精度向上が可能であることを実証した14)。 本研究を遂行するに当たり、重点研究開発助成を賜りました公益財団法人天田財団に深甚なる謝意を表します。■(2023), 195-201. Sueki, S., Ishii, A., Yamanaka, A., Mater. Trans., 65 (2024), in print. 4) 5) 須田充彦,上條龍之介, 石井秋光, 山中晃徳, 日本塑性加工学会2022年度塑性加工春季講演会講演論文集, (2022), 139-140. Sasaki, K., Suda, M., Ishii, A., Coppieters, S., Yamanaka, A., SSRN, (2024), https://dx.doi.org/10.2139/ssrn.4770081 6) 7) 須田充彦,石井秋光, 山中晃徳, 日本塑性加工学会2023年度塑性加工春季講演大会講演論文集, (2023), 21-22. Liu, C., Xiao, Q., Wang, B., Mon. Weather Rev., 136 (2008), 3363-3373. Ishii, A., Yamamoto, A., Yamanaka, A., STAM Methods, 3 (2023), 2239133. 8) 9) 10) Solav, D., Moerman, K. M., Jaeger, A. M., Genovese, K., Herr, H. M., IEEE Access, 6 (2018), 30520-30535. 11) Takizawa, H., Kuwabara, T., Oide, K., Yoshida, J., J. Phys. Conf. Ser., 734 (2016), 032028. 12) Barlat, F., Brem, J. C., Yoon, J. W., Chung, K., Dick, R. E., Lege, D. J., Pourboghrat, F., Choi, S.-H., Chu, E., Int. J. Plast., 19 (2003), 1297. 13) 山中晃徳, ぷらすとす, 6 (2023), 248-252.■14) Yamanaka, A., Suda, M., Sueki, S., Sasaki, K., Funamoto, R., Mater. Res. Proc., 41 (2024) 1190-1195. − 90 −

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