天田財団_助成研究成果報告書2024
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3210-1-2-33.実験結果および考察■■■,または■■■■■■■■■■■■水溶液を用い,電流密度■~■■■■■■ , ■■℃の条件で行い,き裂発生までの時間を計測した.また,穴広げ試験片,張出し試験片の遅れ破壊試験中のき裂発生,進展挙動を観察するため,パンチ押込み側,凸側の両側にデジタルカメラを設置し,■分ごとにインターバル撮影を行った.■曲げ試験片,穴広げ試験片,および張出し試験片の遅れ破壊形態は破面観察,および破面近傍の縦断面観察によって行った. ・■プレス成形試験片の応力測定■曲げ試験片,張出し試験片,および穴広げ試験片のプレス加工によって発生した応力分布の測定は■■■■■■■■ビームライン■■■■■■にて放射光白色■線と■■検出器を用いて行った.検出器の回折角は■■°とした.得られたX線回折ピークのなかで,■■■ ■回折ピークをガウス関数を用いて近似を行い,ピーク中心エネルギー,半価幅を求めた.ピーク中心エネルギーから格子面間隔を計算し,弾性ひずみ(応力)を推定した.■・■■曲げ試験片の遅れ破壊特性評価図2に遅れ破壊を生じた■曲げ試験片の外観を示す.■■%■■■■■■■■■■■■■■■■■■■水溶液,電流密度■■■■■■ の条件で水素チャージを行うと,■曲げ頂点部付近で遅れ破壊き裂が発生した.図3に■曲げ半径■■■■■,負荷応力■■■■■■■■の■曲げ試験片の遅れ破壊後の破面写真,および破面近傍の縦断面の■■■■解析結果を示す.■曲げ試験片の遅れ破壊破面は粒界破壊と擬へき開破壊の混合した破面を示し(図3ff■■),き裂はおもに旧オーステナイト粒界やマルテンサイトラス境界を進展した(図3ff■■).一部のき裂はマルテンサイトラスを横断するように進展したことが観察された.図4に曲げ半径■■■■,負荷応力■,および■■■■■■■■の■曲げ試験片の板厚方向の■曲げ内側表面,外側表面,および中央部付近の長手方向の弾性ひずみ(応力)分布を示す.■曲げ加工によって塑性変形した領域において,負荷応力■■■■■の場合,板厚方向の■曲げ内側,および中央部付近で引張の弾性ひずみが作用し,■曲げ外側で圧縮の弾性ひずみが作用した.一方,■曲げ頂点部に■■■■■■■■の応力を付加した場合,板厚方向の外側,中央部で引張の弾性ひずみとなり,内側表面で圧縮の弾性ひずみが作用する傾向となった.図5に■曲げ半径■■■■■,負荷応力■,および■■■■■■■■の■曲げ試験片の遅れ破壊試験後の■曲げ頂点部の縦断面写真を示す.いずれの■曲げ試験片も■曲げ外側表面から板厚中央部付近までの長さのき裂が観察された.さらに,板厚中央部付近に内部き裂が観察された.これらのき裂は板厚中央部付近で発生し,板厚外側表面まで進展することなく内部で進展が停止しており,放射光■線回折測定結果より,負荷応力が高かった領域のみでき裂が発生,進展したと考えられる.■曲げ試験片の曲げ外側の相当塑性ひずみ(■■)は次式図2曲げ半径■■■■■,負荷応力ff■■■■■■■■,ff■■■■■■■■■■■で遅れ破壊した■曲げ試験片の外観写真.図3曲げ半径■■■■■,負荷応力■■■■■■■■で遅れ破壊した■曲げ試験片のff■■■破面写真,およびff■■■■■■■解析による■■■マップ.図4曲げ半径■■■■■,負荷応力ff■■■■,およびff■■■■■■■■■■■の■曲げ試験片の板厚方向の■曲げ内側表面,外側表面,および中央部付近の長手方向の弾性ひずみ(応力)分布.図5■曲げ半径■■■■■,負荷応力ff■■■■,およびff■■■■■■■■■■■の■曲げ試験片の遅れ破壊試験後の■曲げ頂点部の縦断面写真.(a)(a)(a)30mmouter4(a)3210-1-2(b)0centerouteroutercenterinner1030position (mm)20innerinner10 μm(b)(b)0011011114030mm10 μm(b)10 μm− 74 −

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