天田財団_助成研究成果報告書2024
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■■■■■■片の引張側に位置する.■を添加すると■■■■■のσ■から■■■■い増加しており,この傾向は引張変形により得られた傾向■と一致した.■添加により■■■■■形機構は底面すべりおよび■■■■■スパン■■■■■■■とした.試験片の長手方向は■■■ σ■は■添加に伴い上昇した.曲げ延性は■添加に伴い上昇し,■■■■■■以上では■■%を超えても破断しなかった.■■■■■ 謝■辞■図2■せん断力による■■■■■らせん転位の分解機構■■■・■■発表概要■—■■■■合金単結晶の曲げ試験■■■同行した大学院生は「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」(■■単結晶の曲げ変形におけるイットリウム添加の影響)という題目でポスター発表を行った.■■■■を自動車のボディ等に使用する場合は,プレス成形や曲げ加工における変形特性も必要になる.■■の主な変面に垂直および平行な引張や圧縮では活動できず,後者は底面に垂直な圧縮や平行な引張では活動できない.したがって,曲げ変形のように■つの板材に引張と圧縮の つの応力が同時に作用する場合,■■板材の曲げ変形性は結晶方位に強く影響されると考えられる.これまで純■■単結晶の■点曲げ試験において,結晶方位により底面すべりおよび双晶変形の活動が変化し,曲げ変形挙動に結晶方位依存性が観察された ■.さらに,純■■圧延板材は,強い底面集合組織を持つことから,多結晶材であっても単結晶とよく似た変形挙動を示す■■.さらに強度と延性を改善するためにイットリウム(以下■)を添加した結果,曲げ中立面が圧延面に平行な場合より,垂直の方が延性は著しく向上することが分かった■■.この延性の異方性の原因を明らかにするために,■■■ff■■ ■■■■■■■■■■%■■合金単結晶試験片の■点曲げ試験を行った.試験片寸法は■×■× ■■■■■,曲げ中立面が底面に平行(■試験片)および垂直(■試験片)の 種類の試験片を比較した.■■得られた曲げ応力―曲げ歪曲線を図3に示す.■試験片の曲げ降伏応力σ■は■添加に伴い,増加した.また延性は純■■同様高く,曲げ歪み■■%以上でも破断しなかった.試験後の形状は,純■■と同様に■■■■■■■■■■になった.この場合の曲げ変形は底面すべりによって生じており,σ■から底面上に作用する剪断応力を求めると,引張試験で得られている底面すべりの■■■■の■濃度依存性の曲線と一致した.したがって,■試験片におけるσ■の上昇は,■添加による底面すべりの■■■■上昇によることが分かった.■■■試験片の結果は,図3に示すように,■試験片同様, ■双晶であるが,前者は底また曲線の形状も大きく異なった.純■■の■試験片では, ■双晶により降伏するため,曲げ変形の中立面が試験し,中立面は引張側から試験片中央に移動した.■試験片曲げの中立面は移動するが,同時に引張側で■次錐面すべりが活動するようになり,引張側で十分な延性を生じるようになったため,この方位の曲げ延性が向上したことがわかった.■図3■■■■■合金単結晶の■点曲げ応力—変位曲線■■同行した大学院生は,上記の内容を英語によりポスター発表を行った.その結果,■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■賞を受賞した.海外の研究者との英語での議論は,学生の良い経験になったといえる.■■■とし,■本発表内容の一部は,公益財団法人天田財団平成 ■年度一般研究開発助成(■■■ ■■■■■■)により実施したものである.当国際会議等参加助成と併せて深い感謝の意を表する.  ■双晶の活動応力を求めると,■添加に伴 ■双晶が抑制されるため,(上:■試験片,下:■試験片)■図4■ポスター発表表彰式  ■双晶が減少− 472 −

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