〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-2 第5回スマートレーザプロセス国際会議(The 5th Smart Laser Processing Conference,SLPC2024)は,光学とフォトニクスに関するアジア最大の国際会議であるオプティクス・フォトニクス国際会議(OPTICS&PHOTONICS 2024,OPIC2024)の16ある専門会議のうちの1つである(図1).当会議はレーザによるマクロ・マイクロ・ナノ加工 キーワード:レーザ,マイクロ加工,マクロ加工 3.国際会議報告1) 1.開催日時 ■ ■ ■年■月 ■日ff火■~ ■日ff木■ 2.開催場所 ■パシフィコ横浜 International Congress ( ■ ■年度■国際会議等準備及び開催助成■■■■ ■ ■ ■■■■ ) 図1■会場入り口の様子 図2■ポスターセッション会場の様子 謝■辞■参考文献 が主なトピックであり,高出力レーザによる溶接,切断,金属積層造形,光と物質の相互作用など,基礎科学から産業応用に至るまで深く議論し,次世代レーザ加工技術の具体的な指針を得ることを目的とした国際会議である.当会議は隔年開催の国際会議であり,今回はその5回目として2024年4月23日から25日にかけてパシフィコ横浜にて開催された.会議はプレナリーセッションを含む12のセッションと1つのポスターセッションからなり,44件の口頭発表(3件のプレナリー講演と12件の招待講演,29件の一般講演)と24件のポスター発表が行われた.発表件数は総数68件であった. 本国際会議は光源・光学素子 EXPO(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition 2024,OPIE’24)という展示会と同時開催されており,3日目に開催されたポスターセッションはOPIE’24の会場の一角で実施された.ポスターセッションでは学会参加者に加えて展示会来場者も交えた活発な議論が行われ,会場を行き交うのも難しいくらいに盛況なセッションとなった(図2). 今回のSLPC2024は参加者が14か国から約100名と大変盛況な国際会議となった.前回2022年に開催されたSLPC2022は,web併催のハイブリッド開催であったため国外からの対面での参加者が少なく,発表は7か国から47件であった.それに対しSLPC2024は投稿件数68件 大阪大学■接合科学研究所■助教■竹中■啓輔■と,第1回開催のSLPC2014からを含め過去最多の件数となった.コロナ禍が明けたことによる影響はもちろん,レーザ加工に関する研究が連続発振レーザ,パルスレーザ含めまだまだ盛んに行われ,増加傾向にあるということを示していると考えられる. 次回のSLPCは,2026年4月に横浜のパシフィコ横浜にて開催される予定である. 本会議を開催するにあたり,公益財団法人天田財団より国際会議等準備及び開催助成を賜りました.ここに厚く御礼申し上げます.■ ■■■Conference Program & Technical Digest of SLPC2024, (2024) in Yokohama, Japan■− 461 −■■■■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■■第■回スマートレーザプロセス会議■
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