天田財団_助成研究成果報告書2024
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キーワード:積層造形,接合・レーザー加工,プラズマプロセス ■2.開催場所■京都国際会館,京都市■ 3.国際会議報告 ■■・■■会議の概要■■2023年12月11日〜12月16日の日程で,日本MRS主催のMRM2023/IUMRS-ICA2023が京都国際会館にて開催された.材料基礎,エネルギー,エレクトロニクス,ソフトマター,構造材料,プロセス分野を中心に,8クラスター,32のシンポジウムに分かれて講演が行われた.G2シンポジウムでは,特にAdvances in Materials and processing with/for 3D manufacturingと題して,積層造形の周辺技術も含めた様々な観点より積層造形に関する議論が交わされた.国際会議全体では,国内外より総勢2000名を越える参加者が集い,14日,15日の2日間で予定されたG2シンポジウムでは延べ80名近い講演者・聴講者が参加した. ■■・ ■会議の詳細■■Gクラスターは,Prof. Dinghua Bao (Sun Yat-Sen University) ,Prof. Hari B. Nadendla (Brunel University London),H. Fujii(Osaka Univ.)によりキーノート講演が行われた.G2推薦のProf. H.B. Nadendla氏からは,“Dispersion strengthened high performance alloys with in-situ and ex-situ dispersions”と題して,材料の強化機構に関する基本的なメカニズムから( ■  年度■国際会議等準備及び開催助成■■■■ ■  ■■■■■ ) 図2 Gクラスターキーノート講演の様子 図3 Gシンポジウムキーノート講演の様子 図1 プレナリー講演の様子 粒子分散強化構造体形成制御に向けた主要因子について解説され,昨今のEVシフトに伴うアルミニウムを始めとした軽量強化合金の世界的な研究開発の流れと,今後の展望をご紹介を頂いた.特に,マテリアルインフォマティクスに基づいた材料組成探索によって飛躍的な高強度化と高靱性を両立する複合材料が実現した結果とその開発アプローチは非常に興味深いものであった(図2). ■G2シンポジウムキーノート講演としてProf. H. Yasuda (Osaka Univ.)より”Additive manufacturing of TiAl alloys for aircraft jet engine applications”と題した1.開催日時 ■ ■ ■年■ 月■■日(日)〜■■ 月■■日(土)■大阪大学■大学院工学研究科■教授■神原■淳■− 446 −■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■国際会議報告■

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