天田財団_助成研究成果報告書2024
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■5.結論 ■■■■■ 板材に対してツール送り速度を種々変えて■■■ス■■謝■辞■参考文献 線に沿っており、良好な適合性を示している。ここで、②不連続欠陥、③連続欠陥のみの予測値と実験値の関係は■■■■■■(決定係数■ ■■■■■)であり、予測値は実験値に対して概ね±5%(■■~■ ■■■)の範囲内に入っている。これより、■■■接合材が欠陥を有する場合には、■線■■による欠陥体積評価によって静的引張強度■■が比較的良い精度で推定でき、強度の判定基準値を設定することで接合材の良否判定が可能になると思われる。しかし、式(1)の説明変数が欠陥最大体積■■■■のみであるため、①無欠陥(■■■■■■)については、ツール送り速度の違いにかかわらず予測値が一定( ■■■■■■■)となり、式(1)に対してデータが大きくばらついていることがわかる。そのため、①無欠陥を含めて予測した引張強度と実際の引張強度の相関関係は■■■■■■(決定係数■ ■■■■■)になり、適合性が悪化する結果となった。このことから、欠陥の有無にかかわらず、同一の式により統一的な予測を行うには、欠陥情報のみならず、硬さなど他の要因を考慮した強度予測が必要であると考えられる。そこで今後は、■■■接合により生じる材料の軟化が引張強度に与える影響について、詳細な検討を行う予定である。■今回の実験は欠陥の影響のみに着目するため■■■スターインプレートを行ったが、今後は突合せ接合に適用し、欠陥だけでなく突合せ面に生じるルートフローなどの影響調査をするなど、より実用的な研究が必要と考えられる。また、■線■■で取得した欠陥形状を考慮した■■■シミュレーションを用いて、欠陥の形状寸法が材料の引張破壊に及ぼす影響についても、現在解析的検討を行っているところである。■ターインプレートを行い、■線■■撮影により欠陥の発生やその形状寸法がどのように変化するのか調査した。また、各接合試験片において、定量化した内部欠陥情報と引張強度との関係について検討し、以下の結果が得られた。■ff■■ツール送り速度が小さいと欠陥は生じないが(①無欠陥)、送り速度が■■■■■■■■■(■■■■■■■)以上になると点状の②不連続欠陥が発生した。さらに、送り速度の増加に伴い欠陥サイズが増加し、送り速度■■■■■■■■■■(■■■■■■■)以上では1つの繋がったトンネル状の③連続欠陥になることがわかった。■ff ■引張強度は、欠陥形態が①無欠陥よりも②不連続欠陥のほうが高い結果となり、ツール送り速度■■■■■■■■■で最大となった。しかし、送り速度の大きい③連続欠陥域では引張強度が大きく低下する結果となった。■ff■■引張強度と相関性の高いパラメータとして、欠陥体積が大きく関係していることがわかった。特に、一本の連続した欠陥となる③連続欠陥域では欠陥体積が大きく増加する傾向があり、これが引張強度を低下させる一要因であった。■ff■■最大欠陥体積を説明変数とした回帰分析により引張強度の予測式を作成した。その結果、欠陥を有する試験片(②不連続欠陥、③連続欠陥)の強度を予測すると、予測強度と実際の引張強度との相関関係(決定係数)が■ ■■■■■となり、有欠陥材に対しては良否判定に適用可能な良好な関係式が得られた。■ff■■しかし、①無欠陥材を含めて強度予測を行うと、予測精度が低下した。これは、欠陥以外の要因が引張強度低下に影響を与えているためと考えられる。■■本研究は公益財団法人天田財団からの ■ ■年度奨励研究助成(若手研究者枠)■■■ ■ ■■■■■■ により実施したものであり、ここに感謝の意を表します。■ ■) 一般社団法人溶接学会編:摩擦攪拌接合-FSWのすべて-■ff ■■■■■■  ■ ■■■産報出版■ ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ff ■■■■■■■■ ■■■■) ■■Wójcicka■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ff ■■■■■■■■■■■■ ■■− 368 −

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