(a)最大体積■■■■ (b)最大投影面積-zx(c)最大投影面積-yz■■■ (d)最大表面積4.考察また、■■■■■■■■■では母材部と熱影響部(■■■)の境界付近から軟化しているが、■ ■■■■■■■■では熱加工影響部(■■■■)と熱影響部(■■■)の境界付近から軟化しており、硬度低下の領域が狭い結果となった。■・■引張試験結果接合材の静的引張強度■■(■■■)とツール送り速度の関係を図9に示す。図中の破線は母材強度 ■■■■■■■を示している。欠陥形態の違いに着目すると、①無欠陥よりも②不連続欠陥のほうが引張強度は高く、送り速度の増加とともに引張強度も増加し、送り速度■■■■■■■■■で最大値となった。しかし、③連続欠陥になると引張強度は大幅に低下することがわかる。図9ツール送り速度と引張強度■・■内部欠陥が引張強度に与える影響欠陥解析によって検出した欠陥の半径・体積などの欠陥サイズ、欠陥発生位置、稠密度・球形度など欠陥形状に関するパラメータ ■個と引張強度との相関を調査した。その中で比較的高い相関が見られた上位4個のパラメータを表3に示す。最も相関が高いパラメータは欠陥の最大体積であり、次いで、最大投影面積■■面、最大投影面積■■面、最大表面積となり、いずれも欠陥サイズに関するパラメータであった。ここで、■■面は図3の矢視Aから見た面の投影面積である。■■面は図3の矢視Cから見た面、すなわち、引張試験の引張方向に直交する面である。図■■に上位4個のパラメータと引張強度の相関図を示す。これらの中では、(■)最大体積が最も引張強度と良い線形相関があることがわかる。特に、②不連続欠陥と③連続欠陥の両データ群は明確に離れており、②不連続欠陥から③連続欠陥へ成長する際に、結果として体積が大きく増加したことを示している。このことが関係して、図9中において引張強度が大きく低下したものと考えられる。■・ 引張強度の予測前節より材料内部に発生する欠陥サイズの増加が引張強度低下に寄与していることがわかった。そこで、■線■■計測結果に基づく良否判定法として、静的引張強度■■と①無欠陥②不連続欠陥③連続欠陥表3欠陥パラメータと引張強度の相関関係の相関が最も高かった欠陥情報である欠陥最大体積■■■■を説明変数とする回帰分析を行い、引張強度■■(目的変数)を予測する式(1)を作成した。■■■■■ ■■■ ■■■■■■■■ ■■■■ ■■■…(1)図■■は式(1)を用いて予測した引張強度と実際の引張強度の相関関係(回帰式の当てはまりの良さ)を表したものである。図中の( ■■, ■■)と( ■■, ■■)を結ぶ直線に沿っていれば、回帰式の当てはまりが良いということを意味する。②不連続欠陥、③連続欠陥の各値は比較的直欠陥パラメータ欠陥パラメータ最大体積■■■最大投影面積■■■■■ 最大投影面積■■■■■ 最大欠陥表面積■■ 図■■欠陥情報と引張強度の相関関係図■■引張強度■■予測結果相関係数■相関係数■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ − 367 −
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