天田財団_助成研究成果報告書2024
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 金属ガラスメッシュの自由造形に成功した。 ■ Zr55Al10Ni5Cu30金属ガラスに対するレーザ吸収率は60  Zr55Al10Ni5Cu30合金(結晶母材)に対してレーザ面加工 Wで0.310であった。 謝■辞■参考文献 4. おわりに ■本研究ではカロリメトリ法による各種金属材料の実践的なレーザ吸収率の測定を行った。またZr55Al10Ni5Cu30金属ガラスに対してレーザ照射を行い選択的アモルファス■化を試行した。その結果から以下のことが分かった。■ Cuに対するレーザ吸収率は20 Wの非溶融表面では0.081、40 Wの溶融表面では0.249と算出された。これはMainaらの文献値と同様の傾向を示した。 and T.Sakagawa: Applied Sciences, 8 (2018), 2364. を行い、照射部を溶融・凝固させることで表層242 mにアモルファスの金属ガラス層を得ることができた。 本研究は公益財団法人天田財団一般研究助成のご支援を受けて実施しました。心より御礼申し上げます。 1) M.R.Maina, Y.Okamoto, R.Inoue, S.Nakashiba, A.Okada − 295 −

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