1) 日本塑性加工学会:チューブハイドロフォーミング, 2) Tolazzi, M.: Int J Mater Form (2010) Vol. 3 Suppl 1:307 – 3) Padamsee, H., Knobloch, J. & Hays, T.: RF 4) Singer, W. & Singer, X.: Phys. Rev. ST Accel. Beams, 5) 山中将・井上均・他:第12回日本加速器学会年会プ6) Hailer, C.: Proc. 1989 IEEE Particle Accelerator 銅1セルフルシームレス空洞を開発し,廉価なニオブコーティング空洞の開発に貢献した.この銅空洞はCERNに提供され,マグネトロンスパッタリングによるニオブコーティングが行われた.現在,KEKで空洞の性能評価を行っている.従来の継ぎ目のある空洞に比べて良質なニオ■本研究は,公益財団法人天田財団の ■ ■年度一般研究開発助成(■■■ ■ ■■■■■■ )により行われた.銅空洞の液7) KEKプレス発表,世界初の継ぎ目なし加速器心臓部(2015), 森北出版. Superconductivity for Accelerators, (1998), 37-56, John Wieley & Sons. 18-022001 (2015), 1-22. Conf., (1989), 485-487. 310. 謝■辞■参考文献 での実測値には近づかなかった.本シミュレーションでは,軸対象モデル(次元モデル)を用いているため,パイプの周方向の摩擦力を考慮できない.また成形が進むと摩擦係数が変わる可能性もある.これらが誤差の要因と考えている. 図8■切断した空洞内部:パイプ部の肉厚は■■■■,赤道部の厚さは ■■■■■.肉厚分布があることがわかる. 図9■肉厚分布の測定結果とシミュレーションとの比較 図10■完成したフルシームレス空洞(全長■■■■■■)■これまでに十数本の成形に成功し,高い再現性を確認した.図10に示すように空洞の両側にフランジを取付けて完成となる.フランジはステンレス製で銅パイプとは電子ビーム溶接で接合した. 4.まとめ ブコーティング空洞が出来ることを見込んでいる.これによりニオブコーティング研究の進展を期待している. 圧成形は日本ニューロン(株)で行われ,同社の西勇也氏,西森一喜氏との共同作業の結果である.またKEKの山本明名誉教授の橋渡しにより,CERNから銅空洞に関する多くの助言を得た.これらを記して感謝の意を表す. ロシーディングス,(2015), 1105-1107. の製造に成功,2023/11/2, https://www.kek.jp/ja/press/hf202311021400/ − 163 −
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