XZYZX ■①■XZ ■ZXYZXYZXY ② 000■mµ■さ長リバ工具と対象面間の接触領域におけるしゅう動作用はX-Y平面上に対して円弧状となっていると考えられる.そのため,工作物縁部およびバリ部に回転バニシ加工を適用した場合,条件Iは表層材料を工作物の内側(-Y方向)に巻き込む流動が発生したと考える.これに対して,条件IIは材料をバリ発生方向(+Y方向)に引き延ばす流動が発生したと考える. ■・ ■しゅう動作用方向が縁部バリ状態に及ぼす影響ff実験■■■■■本節では,4.1節の条件からCf = 0.01 mmに変更し,それ以外は同一の加工条件にて,回転バニシ加工を適用した場合のバリ部近傍の状態を評価した.図7(a)-(c)に,加工前後におけるバリの外観を,図8(a)-(c)にバリ部近傍の断面形状を示す.これらは,回転バニシ加工による面加工を対象面に1回行った場合である.また,外観形状は図7中の模式図に示すとおり,バニシ面に対し裏側から撮影したものであり,断面形状は,図8中の模式図に示すとおり,工作物の側面から撮影したものである.図7(a)-(c)より,加工前は200 µm程度のバリが生成されていたのに対して,回転バニシ加工を施すことで両条件ともに,バリが+Y方向に引き延ばされた形状を呈した.また,条件IIでは条件Iに比べてバリの引き延ばしがより顕著に生じており,一部バリが縁部より離脱した部分(図中①)が生じた.これは,条件Iに比べて条件IIでは表層材料の流動がより顕著に作用したことを示唆しており,4.1節の材料流動機構と整合する結果と考える.また,図8(a)-(c)より,加工前は厚さ50 µm程度であったバリは,加工により展伸して薄肉化している. ■・■■面加工回数が縁部バリ状態に及ぼす影響 ff実験■■■■■回転バニシ加工において面加工を同一範囲で複数回実施することで,表層の材料流動がより促進されると考える.そのため,本節では同一面に対して加工回数を増加させた場合のバリの除去状態について評価した.図9(a),(b)に条件I,IIでそれぞれ同一の領域を5回(N = 5)加工した場合のバリの外観形状を示す.撮影方法については,図7と同様にバニシ面に対し裏側から撮影した.図9に示すようにN = 5の加工において条件Iでは,加工全域でバリが概ね除去された.また,条件IIでは,加工領域の一部で微小なバリ(図中②)が残存した.次に図10に条件I,IIでそれぞれN = 1-5まで加工を施した場合の残存したバリ長さを示す.ここでバリ長さとは,図9に示すように,工作物縁部からバリ先端までの長さである.図中にはバニシ領域内で残存したバリの最大・最小長さをエラーバーで示した.図10より,両条件においてN = 1では未加工時よりもバリ長さは長くなり,N = 2以降で徐々に短くなっている.これより,両条件ともにN = 1において材料流動により,加工前のバリが引き延ばされた後,N = 2以降で薄肉になったバリが徐々に離脱したと考える.また,条件IIではいずれの場合においてもバリ ff■■■加工前■バニシング領域ff■■■条件■■■ff■■■加工前■ff■■■条件■■■バニシング領域条件■■400400200200100− 90 −10N1N2N3N4N520500 mm500 mm500 mm300500 mm500 mm30N1N2N3N4N5500 mm500 mmマイクロスコープYバリ前加工面・バニシング加工面工作物裏面Yバニシング加工面バリ500 mmバリバニシング領域工作物裏面ff■■■条件■■バリ工作物裏面マイクロスコープバリ前加工面・バニシング加工面バニシング加工面バリ工作物裏面バリ工作物裏面ff■■■条件■■図■■バリの外観形状■図■■バリの断面形状■バニシング領域バリ工作物裏面図■■加工回数■回後のバリ外観形状■加工前条件■図■■■加工回数によるバリ長さの変化■前加工面バリバリ
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