− 45 −レーザプロセッシングレーザプロセッシングAF-2020203-B2一般研究開発助成AF-2020205-B2一般研究開発助成レーザ加工,超伝導応用,強磁場マグネット高温超伝導材料,マイクロパス,レーザ加工yoshida@nuee.nagoya-u.ac.jpレーザー加工,波長変換水晶,非線形光学波長変換,擬似位相整合hideki.ishizuki@riken.jp名古屋大学 大学院 工学研究科 電気工学専攻 教授理化学研究所 放射光科学研究センター先端光源開発研究部門 研究員吉田 隆石月 秀貴積層金属—セラミックス複合テープにおける高精度導電性マイクロパス加工技術の構築擬似位相整合水晶を利用した高輝度紫外パルス光源の研究REBa2Cu3O7(REBCO)高温超伝導線材は、液体水素温度・高磁場下での高い臨界電流なども報告され、超伝導応用への展開が期待されている。REBCO線材をパンケーキ状に巻線し積層した高磁場マグネット用超伝導コイルにおいて、線材の局所的な特性劣化の発生により、いくつかの事故例が報告され、実用化への障害となっている。本研究では、REBCO線間の転流を可能とするため、中間層に導電性マイクロパス作製技術の構築、さらにその電気特性評価などにより転流評価を行う。導電性マイクロパス導入中尺REBCO線材を積層し、液体窒素中で転流試験を 行った。下部線材に導電性マイクロパスを用いない場合には、電流が下部線材のみに流れ、上部線材に転流しないことが電流電圧測定から確認された。一方、下部線材に導電性マイクロパスを用いた場合は、上部線材に電流が転流することが実証され、導電性マイクロパス導入REBCO線材及び導体の有用性が実証された。将来のレーザー出力向上に伴う非線形光学結晶の耐久性限界を見据え、既存の波長変換素子に比べ耐久性や安定性に優れた、新たな波長変換素子の実現が求められている。これに対し、これまでは波長変換素子には利用されてこなかった水晶(α相石英)を用いた、高耐久性と高機能性を併せ持つ新規波長変換素子の実現を目的として、本研究を実施した。これまで提案していたQPMスタンプ法に改良を加えることで従来より短周期化したQPM反転構造の形成を図ることに主眼を置いて、フォトリソグラフィーおよびエッチング処理を活用したスタンプ形成を利用することで周期41 µmの短周期QPM構造形成を達成した。これは緑色光発生に適した構造周期である。今後は紫外光発生に適した、より短周期のQPM構造実現に進むと共に、高輝度紫外パルス光源の構築につなげる予定である。
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