■ キーワード:高張力鋼板,加工熱処理,■■■■ 3.国際会議報告 2.開催場所 Vienna, Austria 謝■辞■ ■ ■年■月 日~■月■日■本国際会議は,先端材料のプロセスと製造に関する研究や技術を口頭およびポスターで発表する会議として,1988年に日本で始まり,今回で12回目の開催となる.2021年に開催されたTREMEC’2021は,本来は2020年にオーストリアのウィーンにて対面形式で開催される予定であったが,COVID-19の影響のためVirtual Conferenceとなった.今回のTREMEC’2023は,COVID-19の影響が小さくなりつつあることが考慮され,ウィーンにて対面形式の開催に至った.参加国は日本,中国,韓国等のアジア各国や,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ等の欧米各国が多い.本国際会議は,大学教員や研究機関の研究者,企業人の研究発表のみならず,学生の研究発表も多く,先端材料の研究技術発展に大きく貢献している国際会議といえる. 本会議で開催されたセッションは以下の通りである. 1. Advanced Steels & TMP Micro-alloyed Steels 2. Additive Manufacturing 3. Modelling 4. Ultra-Fine Grain Materials 5. Metallic Glasses 6. High Entropy Alloys 7. Advanced Materials for Bioengineering & Medicine 茨城大学■機械システム工学科■( ■ 年度■国際会議等参加助成■■■■ ■ ■■■■■ ) 講師■小林■純也■筆者は本国際会議にて,“Effect of thermomechanical rolling on mechanical properties of TRIP-aided steel sheet”という題目で口頭発表を行った.カーボンニュートラル実現のための輸送機器等を軽量化する超高強度鋼板として期待されている低合金TRIP鋼板は,残留オーステナイトの変態誘起塑性(Transformation Induced Plasticity; TRIP)を利用することで高強度かつ高延性を有する.その低合金TRIP鋼の熱処理過程において,等温変態前の未変態オーステナイトに塑性加工(熱間圧延)を施すことで準安定残留オーステナイト量を増加させ,塑性加工を導入しない低合金TRIP鋼の全伸び(約15%)に比べ,引張強さ1200MPa級の同強度でありながら延性が2倍程度増加した.熱処理中の未変態オーステナイトへの塑性加工の導入は,加工後のベイニティックフェライトおよびマルテンサイトの各生成サイトを増加させ,残留するオーステナイトへの効果的な炭素分配により,残留オーステナイト量が増加したと考えられた. ことに,厚く御礼申し上げます.■1.開催日時 − 456 −Applications 8. Materials Performance 9. Mg Alloys & LPSO 10. Aluminium Alloys 11. Welding 12. Solid State Processing 13. Nanomaterials for Structural & Energy Applications 14. Smart/Intelligent Materials & Processes 15. Composites 16. High & UHT Materials 17. Fuel Cells, Hydrogen and Energy Storage Technologies 18. Neutron & X-ray Scattering 19. Advanced Protective Coatings 20. Biomimetic Materials, Nanostructured Biomaterials, Medical Devices & Regenerative Medicine 21. Cold Spray 22. Ti Alloys/Aerospace Structural Metallic Materials 23. Materials Under Extreme Environments 24. Thermomechanical Treatment of Reactor Materials (Fuel & Cladding) 25. Materials & Technologies in Fusion Reactors 26. Interfaces, GB, IGBE とくにAdvanced Steels & TMP Micro-alloyed SteelsとAdditive Manufacturingについては,会期の最初から最後までセッションが組まれるほど多くの発表があった. THERMEC’2023に参加するにあたり,公益財団法人天田財団より国際会議等参加助成のご支援をいただきました■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Applications (THEMEC’2023)■
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