天田財団_助成研究成果報告書2023_2
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図7■167 J/cm2での熱モデルによる計算結果.(a) PP, (b) PET. 謝■辞■参考文献■ではあるが実験結果の膜厚の傾向を再現できている.シミュレーションの結果からも薄膜形成のメカニズムとして熱的影響より樹脂の流動性が主な要因であることが示唆される. 4.結論■■本研究ではCO2レーザによる樹脂シートの薄膜加工のメカニズムについて熱的影響と流体的影響から検証を行った. ■実験結果とシミュレーション結果より薄膜形成において熱的影響は小さく,流体的影響が支配的であることが分かった.薄膜形成のメカニズムとして,レーザ照射により分解せず加熱のみされて溶融し流動性を示す部分が加工部の溝の底に流れ込むことで薄膜が形成されていることを明らかにした. ■以上の本研究の成果は国際論文誌「Polymers」に「The effect on thin-film formation of the polymer sheets by the CO2 本研究の遂行にあたりご支援いただきました公益財団法人天田財団に厚くお礼申し上げます. − 434 −t = 0の時,レーザの中心はx-z面から750 µm離れている. (a) (b) 図8■実験結果と熱モデル,疑似流体モデルの比較. (a) PP, (b) PET. laser with the copper base」というタイトルで掲載された. 1) N. Kameyama, H. Yoshida, H. Fukagawa, K. Yamada, M. Fukuda: Polymers 13 (2021) 1448. 2) H.F. Mark: Encyclopedia of Polymer Science and Engineering, 2nd ed.; Wiley: New York, NY, USA, 1985. 3) A. Bendada, A. Derdouri, M. Lamontagne, Y. Simard: Appl. Therm. Eng. 24 (2004) 2029. J.I. Kroschwitz: Concise Encyclopedia of Polymer Science and Engineering; John Wiley & Sons: New York, NY, USA 1990. 4) (a) (b)

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