− 16 −塑性加工AF-2019005-A3重点研究開発助成 課題研究塑性加工爆発加工，爆発圧接，多孔質材料，ユニポアhokamoto@mech.kumamoto-u.ac.jp熊本大学 産業ナノマテリアル研究所 教授外本 和幸爆発圧接法を用いた微細多数穴によるチャンネル（ユニポア）構造の創製本研究では，多孔質構造に方向性を持たせた材料（ユニポア材）の創製を，爆発圧接法を応用することで実現することを試みた．爆発圧接法は高い接合強度を実現可能であることから，管や溝に後で取り出すことのできる材料を封入して爆発圧力によって成形加工し，一方向に整列した多数穴構造を創製することを実施した．円筒型形状のユニポア材に関しては，複雑な内部構造を有するユニポア材の創製法や，高速衝突による材料の変形挙動・空隙が閉塞する時の超高圧力発生の可能性の他，高い熱伝導性などについて明らかにした．金属薄板の多層爆発圧接法を利用した平板状のユニポア材の創製に関しては，多層爆着過程の可視化や接合組織の解析を行い，良好な接合状態が実現できることを確認した．
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