レーザプロセッシングレーザプロセッシング− 47 −キーワード連絡先メールアドレスキーワード連絡先メールアドレス[応用分野]岩手県工業技術センター 機能材料技術部 上席専門研究員[応用分野]島根大学 大学院 自然科学研究科 准教授AF-2019206-B2一般研究開発助成AF-2019207-B2一般研究開発助成情報通信機器,自動車,車載機器三次元成形回路部品(3D-MID),表面改質,無電解めっきkmeguro@pref.iwate.jp触媒,機能性建材レーザーアブレーション,ナノ粒子,コロイドtkstsuji@riko.shimane-u.ac.jp目黒 和幸辻 剛志電子機器類の省スペース化・多機能化の技術としてニーズが高まっている三次元成形回路部品(3D-MID)の製造法の一つであるSKW-L2工法に対して、超短パルスレーザの第二次高調波(波長515 nm)を適用することで樹脂−めっき界面粗さの低減の可能性について調査を行った。耐熱性や耐薬品性が高いPPS樹脂に対して、照射パワーと走査速度を複数の条件で振って表面改質の最適条件の評価を行った結果、照射パワー60〜80 mW、走査速度20 mm/s程度の照射条件の時に樹脂表面粗さRa 1.3〜1.4 μmで無電解Cuめっきに対して良好な選択析出性を確認することができた。これにより従来の基本波による表面改質条件よりも表面粗さを低減させることに成功した。しかし、この照射条件における表面改質部分へ析出しためっき膜は樹脂表面と十分な密着強度を有していないことが明らかとなり、更なる密着強度向上の検討が必要であることが分かった。報告者らは、最近の研究でエタノール中に分散したCaO粉末に対してレーザーアブレーションを行うと、ゲル状の外観を有するナノ粒子凝集体が生成することを見出した。本課題では、ゲル状凝集体やナノコンポジットの生成メカニズムをさらに詳しく調べることにより、より効率的な作製条件や汎用性を示すことを目的とした。具体的には、下記を行うことを当初の目標とした。① CaO粉末の電荷の由来とアルコールによる電荷付与の解析② ナノコンポジットの効率的作製方法の探索③ 他の材料への応用 ④ ナノコンポジットの触媒能の評価検討の結果、①においてアルコール種によってCaOナノ粒子に与える負電荷の量が変化することを明らかにし、これに基づいてゲル状凝集体の生成メカニズムの説明や生成効率の調整が可能になる、という興味深い結果が得られたので、本論文ではこれを中心に報告する。超短パルスレーザによる表面加工と選択めっきを用いた配線パターニング技術の開発液中レーザーアブレーションの特性を活用した無機物- 金属ナノコンポジットの新規作製法の開発
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