助成研究成果報告書Vol.35
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レーザプロセッシングレーザプロセッシング− 42 −キーワードキーワード連絡先メールアドレス連絡先メールアドレスキーワードキーワード連絡先メールアドレス連絡先メールアドレス[応用分野][応用分野]北見工業大学 地球環境工学科 准教授[応用分野][応用分野]大阪産業技術研究所 和泉センター 加工成形研究部 主任研究員AF-2018216-B3一般研究開発助成AF-2018217-B3一般研究開発助成レーザー加工レーザー,パルス通電接合,サファイアfuruse@mail.kitami-it.ac.jpレーザ加工,表面改質,付加製造レーザメタルデポジション,超硬合金,炭化物t_yamaguchi@orist.jp古瀬 裕章山口 拓人近年,新規加工技術として超短パルスレーザー加工が注目を浴びている.パルス幅がピコ秒程度のため非熱的加工が可能であり,高速精密マイクロマシニング,軽量複合材料の切断や孔空け,透明材料の内部加工等,多くの応用研究が進められている.一方,現在市販されているパルスレーザー光源はフォトンコストが高いことから,レーザープロセッシング分野の発展には安価かつ高平均出力超短パルス光源の開発が重要である.本研究では,高平均出力超短パルスレーザー材料として期待されるYAG セラミックス/サファイアのパルス通電接合について,明らかとなっていない基本的な光学特性(透過波面,偏光特性)を評価した.また,接合面の初期面精度が接合体の光学品質やレーザー特性に与える影響を調査し,最適な接合条件の探索を実施した.レーザメタルデポジション(以下LMD)は,基材上に粉末を供給しながらレーザを照射することで,基材との密着性に優れた肉盛層が得られる手法である.耐摩耗性に優れた超硬合金をLMDに適用することで,機械部品等の必要な箇所を部分的に強化することが期待できるが,超硬合金のLMDは,肉盛層に欠陥が発生しやすく実用化には至っていない.本研究では,超硬合金の肉盛層の欠陥低減を目的として,LMDに適用可能な雰囲気制御チャンバーを作製し,処理中の酸素濃度と肉盛層特性の関係を系統的に調べた.その結果,適正な酸素濃度とレーザパワーの組み合わせによって,気孔欠陥が大幅に抑制され,微細なWCが均一に分散した良好な肉盛層が得られることがわかった.また,処理中の酸素濃度を低減する手法として,粉末供給ノズルの外側に補助ノズルを設け,大気の巻き込みを防止することも有効であることがわかった.高出力超短パルス加工光源を目指した大口径サファイア/YAG接合体の開発雰囲気制御を利用したWC-Co超硬合金のレーザメタルデポジション技術の開発

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