図6 蛍光を示したサンプルの(a)電子顕微鏡像(b)EDX結果 図8 アニール前後の結晶相変化 図7■蛍光サンプルの熱分析結果 ■■ ■ ■■・■■試料の熱分析結果 蛍光を示したサンプルのTG-DTA 結果を図7に示す。TG-DTA のグラフから、ガラス転移点および結晶化温度は確認されなかった。先行研究では、この系においてガラス化が報告され、かつガラス転移点も報告されている[1]。このガラス挙動がピークとして観察されなかったことから、本研究で得られた試料にはほぼガラス相が含まれないことがわかった。 ■・■■試料の熱分析結果 TG-DTA挙動に明確な変化は見られなかったものの、準安定相であれば、加熱により結晶相が安定相に変化すると考えられる。そこで、蛍光サンプルを800 ℃で2時間アニールした。アニール前後の相変化挙動を図8に示す。 XRD結果から、アニール前の Unknown 相が800 ℃でのアニール後に全て消失したことが確認された。アニールによりUnknown 相が消失したことは、予想した通りUnknown相が準安定相であること示していると考えられる。また、254 nm の紫外ランプ下で蛍光を示した無容器サンプルが、アニール後に蛍光を示さなくなったことを確認した。この結果より、Unknown相が蛍光を示す相であることが強く示唆される。また、 アニール後Unknown 相はLa2 (WO4)3と La10W22O81に変化したが、詳細なメカニズムはよく分かっていない。 本研究では、一部で若手研究ff■■■■■ ■■■の助成を活用し進めてまいりました。■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ff ■■ ■■■■■■■■■■■■謝■辞■参考文献 − 410 −■■ff■■ffb■
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