助成研究成果報告書Vol.35
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(a)Initial ideaUpper side of tubeLubricant(b)Estimated lubricant flow■・■潤滑範囲が広いことに関する考察図8に示したように■点の潤滑剤供給口によって広範囲で潤滑効果が得られた.ここではその理由を考察する.図17に開発法を想定した内圧■■■■■■における金型接触面圧の結果を示す.摩擦係数にはμ■■■■■■■,μ■■■■■■を用い,結果は各節点の接触面圧をベクトル表示してベクトル部分に灰色のハッチングを施して表示した.その結果,接触部の端部において局所的に高い面圧(約■■■■■■)が生じており,さらにその高面圧部の近傍において低面圧部が形成されていることが明らかになった.この特徴的な面圧分布は図18に示すようにコーナー部で一旦曲げ成形された部分が順次平面部に押し付けられて曲げ戻されることにより発生していると考えられる.当初,図19(■)に示すように潤滑剤は最短経路を通り排出される可能性があると考えていた.しかし以上の■■■解析結果から接触領域の端部において高面圧部が形成され,これにより潤滑剤がシールされて図19(b)に示すように平面部の長手方向に潤滑剤が誘導されて広い範囲で潤滑効果が得られたと考えられる.本考察を支持するもう一つの結果が図6の上部の平面部の形状である.開発法においては潤滑部直下の平面部が■■■■■■■凹んでいた.これは,接触部端部において潤滑剤がシールされて軸方向に誘導されたことを示す形跡であると考えられる.図17金型上部(潤滑面)における接触面圧の■■■解析結果図18コーナー部近傍の変形の模式図図19潤滑剤の流れの模式図6.結言謝辞参考文献長尺の部品を成形する場合には潤滑剤供給口を長手方向に複数配置することが想定される.本考察は,そのような場合における潤滑口配置を設計するために有用である.チューブハイドロフォーミングにおける強制潤滑実験と■■■解析を行い,以下の知見を得た.■■■金型平面部の中央部の供給口から金型と鋼管の間に高圧の潤滑剤を注入することにより肉厚の均一化と割れ発生の防止が可能である. ■■潤滑剤供給口から長手方向に■■■■■離れた位置においても潤滑効果が得られた.■■■従来法の内圧■■■■■■における摩擦係数は■■■■であることが推定された.また,強制潤滑を行った場合の潤滑剤供給口付近での摩擦係数は■に近いことが推定された.■■■鋼管と金型の接触部の端部では接触面圧が局所的に高くなっており,これにより潤滑剤がシールされて長手方向に誘導されて広い範囲で潤滑効果が得られたと考えられる.電気通信大学久保木孝教授,梶川翔平准教授には装置製作についてご助言をいただきました.ここに感謝の意を表します.■)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ff ■■ ■■■■■■■■■ )白寄:特許第■■■ ■■■■■)富澤他:塑性と加工,■■■■■■.ff ■■■■,■■■■■■■)菱田他:特開 ■■■■■■■■■■■■)富澤他:塑性と加工,■■■■■■.ff ■■ ■, ■■■ ■■■■)窪田他:特願 ■ ■■■■■■■ ■− 373 −

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