助成研究成果報告書Vol.35
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■ とプレスフレームを挟んで固定する.なお,下ダイスは■■■■,その他の部材は■■■■■■で製作した.■図5はガラス工具を示す.ガラス工具は石英ガラス製の工具(■■■■×■■■■× ■■■)で,ファイバースコープのカメラを接触させる面および被加工材と接触する面に鏡面仕上げを施し,工具と被加工材の接触面の観察ができるようにした.■図6はプレスフレームに組み付けられたガラス工具固定治具を示す.ガラス工具の周囲は別の部材(上ダイス)で囲っているが,金属製の部材で囲むとファイバースコープで摺動面を観察した際に明るさが足りず,十分に観察できない.そこで,アクリル製のブロックでガラス工具を囲むと,ガラス工具の周辺から十分に光を取り込むことができ,ファイバースコープで摺動面を観察することができる.フェーズドアレイプローブを固定する他の部材はボルト締結でガラス工具を囲っている上ダイスと接続される.実験では,油圧ハンドプレスによりガラス工具で挟まれた被加工材を万能試験機に取り付けて引き抜き方向に負荷をかけることで摺動が開始される.圧下荷重が過度に大きいと被加工材がガラス工具の位置で固定され,摺動せずに破断してしまうため,実験を行う前に圧下荷重を調整する必要がある.■万能試験機■プレスフレームと固定治具■■■■ファイバースコープ■図3■製作した実験装置および計測機器の外観 表1■計測機器等の仕様 万能試験機 プレスプレーム 油圧ハンドプレス ロードセル 超音波探傷器 ファイバースコープ イチネン■■■■■製■■■■■■■■■■ 超音波探傷器■ビデオカメラ■油圧ハンドプレス■アイコーエンジニアリング製■■■■■■■■ ■■■ 理研機器製■■■■■■ 理研機器製■■■■■■■■ エー・アンド・デイ製■■■■■■■■■■ ■■■ ■■■■■■■製■■■■■■■■■■■ シリンダ固定部■図4■万能試験機に組み付けられたプレスフレーム固定治具 上ダイス■(アクリル)■被加工材■図6■プレスフレームと板を挟んだガラス工具固定治具 4.潤滑剤の視認性 実際の加工で使用される潤滑剤として非塩素型プレス加工油剤(褐色)の使用を想定して,ファイバースコープでの視認性の確認を行った.図7はガラス工具と被加工材の間に非塩素型プレス加工油剤を塗布して摺動させたときにファイバースコープで撮影された摺動面を示す.写真中央に写っている穴はファイバースコープを通す穴が被加工材表面で反射して映ったものである.ガラス工具と板で圧力が生じることにより褐色のプレス加工油剤の膜が薄くなってしまい,摺動中のプレス加工油剤の流れが確認できないことがわかる.そこで,プレス加工油剤に着色すフレーム固定部■万能試験機接続部■ファイバー■スコープ■分割面 図5■ガラス工具の外観 フェーズドアレイ■プローブ■− 338 −

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