表2TiB2/Feサーメットの原料粉末配合比図2TiB2/Feサーメット製造のための原料粉末(a)Fe, (b)Ti, (c)B図3計算状態図を用いて作成したFe-Ti-B三元系状態図の液相面.(状態図中の数字は表2における粉末混合No.を示す)図4計算状態図を用いたFe-Ti-B状態図の縦断面.(a)粉末No.2~6の組成,(b)粉末No.7~13の組成00.60.811.31.6B0112112345678910111213FeNo.(<53 m)(<45 m)3.TiB2/Feサーメットの実験結果TiVolumefraction of TiB2, VTiB2(vol%)(<45 m)(1)7~13の条件ではTi粉末とB粉末のモル比を1:2で固定し,式(1)で示す反応によって全てのTiとBが反応すると仮定した場合,反応後の試料中のTiB2体積率(VTiB2)が40, 50, 60, 70, 80, 90, 100%となるように秤量した.Ti + 2B = TiB2+ 320kJその後,各条件の混合粉末を乳鉢で30分間乾式混合した.(a)(c)1.43.32.21.40.90.50.20■・■計算状態図による粉末組成の検討図3に多元系状態図計算ソフトウェアPandatを用いて作成したFe-Ti-B三元系状態図の液相面投影図を示す.図3には本研究で使用した混合粉末組成を状態図上にプロットした.No.1は,純Feである.No.1を除くFe-Ti-B混合粉末はいずれの条件においてもTiB2が初晶として現れることがわかる.すなわち,レーザおよびTiB2生成の熱により,仮に全液相の状態になっても,Fe中にTiB2粒子が分散することが想定される.図4(a)に図3に示されているNo.2~6に沿った縦断面図を示す.Tiに対するBのモル比が0.6~2の範囲においてFe-Ti金属間化合物であるFe2Tiが生成することが示された.図4(b)に図3に示されているNo.7~13に沿った縦断面図を示す.いずれの粉末混合組成においてもα-FeとTiB2の二相に分かれることが示される.したがって,Fe-Ti-B混合粉末において,混合粉末のTi-B比を一定にし,Feモル比を変化させることができる.そこで,TiB2体積率がレーザ照射部の微視組織に及ぼす影響を調査した.また,Fe-Ti 比を一定にし,Bモル比を変化させてもTiB2が生成することも確認できた.(a)(b)50 m(b)405060708090100− 315 −
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