助成研究成果報告書Vol.35
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2) 佐野雄二, 依田正樹, 向井成彦, 小畑稔: レーザー研3) R. Fabbro, J. Fournier, P. Ballard, D. Devaux and J. 1) K. Ding and L. Ye: Laser Shock Peening (CRC Press, 究, 26 (1998) 793. 6) Noor Shahira Masroon, Hikaru Hirata, Miho Tsuyama, 謝 辞 参考文献 (b)では光路にバブルが留まっている。レーザの繰り返し照射においては、(b)の状況ではレーザが散乱を受け、レーザパルスは試料表面に到達できない。図7のバーンパターン密度が高濃度グリセリンにおいて粗となった結果もこの考察を裏付けるものとなっている。本研究で用いたレーザの繰り返し周波数は10 Hzであり、比較的低周期ではあるが、高濃度のグリセリン水溶液においては、キャビテーションバブルの移動あるいは崩壊の時間スケールがパルス周期以上であったと考えられる。したがって、粘性を有する液体をプラズマ閉じ込め媒質として利用するためにはキャビテーションバブルの振る舞いに注意が必要となる。 6.まとめ レーザピーニングの高エネルギー利用効率化を目的として、プラズマ閉じ込め層の音響インピーダンス制御を行った。本研究で示した簡便な音響インピーダンス制御によって、レーザピーニング効果の向上が見込めることが分った。本研究の成果がレーザピーニングの一般産業への浸透 に寄与できれば幸いである。 本研究の遂行にご協力頂いた近畿大学理工学部の津山美穂講師、ノールシャヒラ氏に感謝致します。 2006). Virmont, J. Appl. Phys. 68 (1990) 775. 4) Hitoshi Soyama, Metals, 11 (2021) 531. 5) Noor Shahira Masroon, Akihiro Hata, Miho Tsuyama, Manabu Heya, Hitoshi Nakano, Optik 242 (2021) 167097. Manabu Heya, Hitoshi Nakano, J.Laser Micro/Nanoeng., 16 (2021) 160. − 307 −

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