助成研究成果報告書Vol.35
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塑性加工塑性加工− 18 −キーワードキーワード連絡先メールアドレス連絡先メールアドレスキーワードキーワード連絡先メールアドレス連絡先メールアドレス[応用分野][応用分野]大阪工業大学 機械工学科 教授[応用分野][応用分野]岡山大学 学術研究院自然科学学域 教授AF-2018027-B3一般研究開発助成AF-2018028-B3一般研究開発助成自動車ボディーシートAl-Mg合金板,高速双ロールキャスター,インライン熱間圧延toshio.haga@oit.ac.jp塑性加工CFRP,加熱,プレスmitsuhiro.okayasu@utoronto.ca羽賀 俊雄岡安 光博Al-Mg合金板は成形性が高く,自動車のインナーパネルなどに使用されている.Al-Mg合金は,DC鋳造時に鋳造割れを発生し易い.Al-Mg合金は硬いため,耳割れを発生し易く歩留が低い.双ロールキャスターは,溶湯から直接薄板が作製可能であるためDC鋳造と熱間圧延の設備が不要となる.しかし,双ロールキャスターにも欠点がある.板の鋳造速度が遅い,Al-Mg板では表面には割れが 発生し易い,Al-Mg合金では中心線偏析が著しいなどである.申請者らはAl合金の高速双ロールキャスターを提案し,従来のAl合金用双ロールキャスターの30倍以上の鋳造速度を達成した.しかし,表面割れや中心線偏析は改善できなかった.そこで,インライン熱間圧延により表面割れや中心線偏析を改善することを検討した.インライン熱間圧延の可否,表面割れに対する熱間圧延温度と圧下率の影響などを調査した.本研究は,通電加熱により軟化させた炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)板を高精度でプレス曲げ成形する技術の開発である.CFRTP板は,厚さ1mm,長さ140mmを用いた.製作した通電加熱装置により,CFRTPの加熱は可能であり,溶融に十分な温度まで加熱することができた.ただし,CFRTPと電極との接触面状態によっては,加熱温度に差が生じた.特にCFの表面露出率が加熱温度に影響した.通電加熱しながら,プレス機を用いてCFRTP板の曲げ加工を行った.加工性は加熱温度とプレス条件に影響し,特にCFRTP板を約150℃に加熱しながら,プレス加工を長時間(プレス下死点で長時間保持)実施した際,スプリングバックの小さい,高い精度のプレスサンプルの加工が可能であった.安価で内部欠陥が無い高成形能Al-Mg板の作製が可能な 通電加熱法によるCFRPプレートの圧延加工及び圧延接合技術の開発「高速双ロールキャスター・インライン圧延法」の開発

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