助成研究成果報告書Vol.35
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図19に通電の電流値及び通電時間を変化させたときの試験片中央部の温度変化を示す(L= 50 mm).電流は2 Aおよび4Aとし,通電時間は10, 20, 30秒とした.なお試験ではCF露出率が20–50%のサンプルを使用した.電流が大きくなると急速に加熱されている.また,通電時間がとCFRTPの接触部で強く発熱していることが確認できる.これは接触部の抵抗が影響していると考えられる.図19CFRTPの電流と加熱温度の関係5Time, s図16 露出率の異なるCFRTPの通電加熱による温度曲線図17 露出率の異なるCFRTPの最大加熱温度図20通電加熱によるCFRTPの温度曲線図18CFRTPの温度分部(サンプル長さ50mm) ,erutarepmeT ,erutarepmeT ,erutarepmeT ,erutarepmet mumixaM ,erutarepmeT℃0℃0℃0℃02468℃00増加により,サンプル温度が上昇している.CF露出割合が高い場合に温度上昇が緩やかであった.CF露出割合57%の試験片の最高温度が最も高く,続いて67%の試験片が高かった.これより,CF露出割合が約60%のときに,最も温度が上昇すると考えられる.図18に2秒毎のサーモグラフィ画像を示す.黄色の破線で囲まれた領域が試験片の温度分布である.CF露出割合と通電時間による温度上昇の差異が確認できる.CF露出割合52%のサンプルが最も温度が高くなっている.また,通電時間のCFRTPの曲げ成形加工を実施するにあたり,サンプル長さL= 140 mmの試験片を用いて通電加熱条件を検討した.電流を4A一定として, 通電時間を10, 20, 30, 60秒で変化させた.図20に得られた試験片中央の温度変化を示す.図19の結果と同様に通電時間を長くするほど温度が上昇している.図21は,電流4Aで30 s通電加熱したときのサーモグラフィによる温度分布である.ここではさらに図18よりCFRTP全体で加熱されているが,電極長くなるほど最高温度は高くなっている.これより,定電流電源を用いた場合,電流値及び加熱時間などによって加熱温度を調整できると考える.■・ 曲げ加工性評価熱電対の設置有無による影響について確認した.図より加熱時間の増加により温度は上昇しており,比較的均一な温度分布が確認できる.またわずかに熱電対設置周辺のサンプル温度が低下している.これは,熱電対に熱の流出したことが影響していると考える.Time, sCF-exposed-ratio 34%25℃25℃1090CF-exposed-ratio20 -50%50 -80%80 -100%80706050403020908070605040302052%89%200℃200℃10402080CF-exposed-ratio, % 6010016014012010080604020− 150 −Current 2A2502001501005010203040Time, s30s20s10s160140120100806040201020Time, s3010s20s30s60s4A506020s10s301020Time, s

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