助成研究成果報告書Vol.35
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図15 露出率の異なるCFRTPのサンプル表面図16にL= 50 mmの試験片を通電加熱したときの試験片中央の温度変化を示す.通電加熱開始時の電流0Aから4Aで増大させ,10 s間加熱したときの温度を測定した.また,図17に最高温度とCF露出割合の関係を示す.まず,図16の結果からCFRTPにおいても通電加熱が可能であるといえる.また,CFRTPは低電流でも溶融に十分な温度まで加熱が可能である.図14電気抵抗値と炭素繊維の露出率 ,ecnatsiser cirtcelE%03%05%09oitar-desopxe-FC表2 ホットスタンピング条件温度, °C図13通電加熱によるホットスタンピング工程500WW■実験結果および考察252015102080CF-exposed-ratio, % プレス時間, 秒SEM画像を示す.CFは平織されているためにうねっている.露出したCFの向きは観察箇所によって異なる.図15(c, g, k)ではCFが研削面に対して平行の向きにあるため,CFの破断が少ない.一方,図15(b, d, f, h, j, l)ではCFが研削面に対して平行でなく,破断を多く確認できた.特にCF露出割合90%では,CFの破断が多く確認できた.また,研削率が高いほど,削り深さが大きくなるため,試Upper dieElectric wireElectrodeLower die(1)Electricresistanceheating(3) ・■スプリングバック量測定加熱温度,下死点での保持時間によるスプリングバック量を確認するため,プレス曲げ成形した試験片のコーナーA, Bの角度をプロトラクタで測定した.測定した角度と理想的な角度(110°)の差を算出し,スプリングバック量を評価した.■・■通電による■■■■■板の発熱温度特性図14にCFRTP試験片(L= 50 mm)の電気抵抗測定結果を示す.黒三角が通電前,赤丸が通電後に測定したプロットである.CF露出割合が約20–70%の範囲では,CF露出割合の増加により電気抵抗が急激に低下している.一方,70%以上ではCF露出割合の増加に伴ってわずかに上昇している.電気抵抗がわずかに増加した理由について考察する.図15に露出率が30%,50%,90%のCFRTP材の研削後の20-25 (室温), 110, 150, 210Holding CFRP(2)Pressing(4)Before heatingAfter heating40601000, 5, 10CFRP験の厚さが薄くなる.これらより,抵抗値の増加が考えられる.(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)(i)(j)(k)(l)1mm50mm50mm50mm1mm50mm50mm50mm1mm50mm50mm50mm− 149 −

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