助成研究成果報告書Vol.35
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図7 CFRTP断面形状 CFRTP試験片を通電加熱したのち,プレス機によって曲げ成形加工を実施した.加工にはアイダエンジニアリング製60tonクランクプレス機を使用した.また,図10に示すハット形状の金型を用いた.上型と下型のクリアランス1 mmとした.図11に示すように曲げ角度は4箇所すべて110°, コーナーRは2 mmとした.ハット曲げの曲げ箇所の外側をコーナーA, 内側をコーナーBとした. ■(a) ■■2・6■プレス曲げ成形加工性評価 図6 CFRTPの試験片 図10 プレス金型: (a)上金型,(b)下金型 図8 研磨後のCFRTP表面 図11 金型の窪み形状 (サンプル長さ50mm) (サンプル長さ140mm) 表2にプレス成形時の試料中央の推定温度およびクランク下死点での保持時間の条件を示す.サンプル温度は,室温,110°C, 150°C(融点近傍), 融210°C(融点以上)とした. ■■■■■■ 図12 金型にセットした通電加熱装置 図9 温度測定点  ・■■温度測定■表■■実験条件■CFRTP試験片に通電したときの温度変化および温度分布を調査するため,熱電対およびサーモグラフィによる温度測定を実施した.本実験には長さL = 50 mmおよび140 mmの2種類の試験片を使用した.図9に,L = 50 mmおよび140 mmの試験片において熱電対を取り付けた位置を示す.耐熱テープを用いて試験片に熱電対を接触させた.表1に温度測定時の加熱条件を示す.熱電対を取り付けた試験片を表1の条件で加熱し,このときの試験片温度を測定した.熱電対による温度測定と同時にアピステ社製サーモグラフィを用いて温度分布を測定した. クランクプレス機のボルスタ上に通電加熱装置を据えた.図12および図13(1)に示すように通電加熱装置の電極間に金型をセットして,通電加熱終了後ただちに成形に移行できるようにした.試験片を図13(2)に示すように固定し,通電加熱を実施する(図13(3)). CFRTP板が十分加熱された後,プレス成型を実施した(図13(4)). Corner A 110° 110° Corner B (b) R1 R1 − 148 −

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