助成研究成果報告書Vol.35
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0%( 0 )aPM(054005 ))aPM()℃(度温延圧)%(び伸び伸⼒耐,さ強張引)%(び伸⼒耐,さ強張引注湯温度を下げることにより圧延温度が500℃の場合でも内部の固相率が高くなる可能性があると考えた.そこで注湯温度を720℃から670℃とした.その結果,図5に示すように破断せずに熱間圧延を行うことができた. 図5 熱間圧延時の破断に対する注湯温度の影響 4.3 板の表面状態 鋳造板およびインライン熱間圧延板を冷間圧延した場合の表面状態を図6に示す.0.5mmまで冷間圧延を行った.鋳造板を冷間圧延した場合は,鋳造板の表面の凹凸が冷間圧延後も確認できる場合がある.鋳造板の表面の凹凸はインライン熱間圧延で改善されており,それを冷間圧延することで表面状態は,さらに良好になる場合がある.冷間圧延の圧下が小さいために金属光沢が乏しかった.冷間圧延 図6 0.5mmまで冷間圧延後の表面状態 のみの板表面とインライン熱間圧延の冷間圧延板の差異は,無いと考えられる.インライン熱間圧延の温度が300℃と500℃の場合において,冷間圧延後の表面状態に差異は無かった.インライン熱間圧延の圧下率の表面状態への影響は小さいと考えられる. 4.4 鋳造荷重,圧延温度がインライン熱間圧延板の引張強さ,伸びに与える影響 鋳造荷重,圧延温度がインライン熱間板の引張強さ,伸びに与える影響を図7に⽰す.引張強さと耐⼒は,鋳造荷重に影響されずに圧延温度が500℃になると著しく低下した.この原因は明らかではない.本実験の範囲では鋳造時の荷重は,インライン熱間圧延板の機械的性質に差異を及ぼさないと考えられる.鋳造時の荷重が13N/mmと⼩さい条件は,内部の温度をなるべく⾼くする(半凝固状態の場合も有りうる)ことを狙ったものである.荷重は,167N/mm以下と⼤変⼩さく,その範囲内では荷重の影響は⼩さいと考えられる. 図7 インライン熱間圧延(圧下率)板の引張試験 半凝固 凝固 注湯温度 (℃) 720 640 表⾯ 断⾯の模式図 10mm 400350300250200150100500400350300250200150100500350450圧延温度(℃)250300400(a)鋳造荷重 13N/mm 350450圧延温度(℃)250300400(b) 鋳造荷重 167N/mm 80引張強さ 6040耐⼒ 20伸び 55050080引張強60耐⼒ 4020伸び 500550− 144 −(a) (b) (c) 鋳造板の冷間圧延300℃でインライン熱間板の冷間圧500℃でインライン熱間板の冷間圧10 mm

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