053054005)℃(度温の板 0 板 造鋳 ) ℃( 度温 延 圧 図3 鋳造板の表面割れに対するロール荷重の影響,およ 図1 異径双ロールキャスターを使⽤したインライン熱間圧延のモデル試験の模式図. 4.実験結果 4.2 鋳造板の表面割れに対する鋳造時のロール荷重の影響と熱間圧延よる表面割れの改善 鋳造板の表面割れに対する鋳造時のロール荷重の影響,インライン熱間圧延による表面割れの改善を図3に示す.カラーチェックにより割れを確認した.鋳造板の割れは,ロール荷重が高くなるほど顕著になった.割れは,図4に示すように粒界で発生していた.インライン熱間圧延の温度が350 ℃,鋳造時のロール荷重が83,167 N/mmの場合は割れがインライン熱間圧延後も確認できた.また,鋳造時のロール荷重が3N/mm,インライン熱間圧延の温度が500 ℃の場合は,板が破断した.板の内部が完全に凝固しておらず,延性が低くその結果破断したと考えられる.上記以外の条件では,鋳造時の板の表面割れは改善することができた. びインライン熱間圧延による表面割れの改善.注湯温度720℃,インライン熱間圧延の圧下率:40% ルミニウム合金用双ロールキャスターのロール周速は,通常2 m/min以下であるのに対し,本研究では60 m/minとした.鋳造時のロール荷重は,3,13,83,167 N/mmとした.一般的なアルミニウム合金用双ロールキャスターの鋳造荷重は,500N/mm 以上であるので,本研究のロール荷重は大変小さい.注湯温度は,720℃とした.熱間圧延の度は,300,350,400,450,500℃とした.熱間圧延の圧下はおよそ10~50 %とした. 4.1 鋳造板の冷却曲線 鋳造板は空冷されるが,時間の経過と温度の関係は不明であった.そこで鋳造板の冷却曲線を求めた.結果を図2に示す. 600 550 500 450 400 350 300 250 200 図2 鋳造板の冷却曲線 鋳造板の温度は20秒後に500℃,60秒後に400℃である.周速60 m/minは1m/sであるから500℃で熱間圧延する場合でも,キャスターと熱間圧延機の間隔を20 mほど取ることができる.実装業においても各種設備を設置するために十分な距離であると考えられる. 図4 鋳造板の表面割れ近傍の断面 200μm 10 mm 60180板の鋳造後の時間 (s) 120鋳造時のロール荷重 (N/mm) 3 13 83 167 − 143 −るつぼ 樋 100 温度測定 切断 鋳造,圧延⽅向
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