)spc( ytisnetnIegnahCi i raehs 2Aging time, t (s)500460)%l646ln046)%5004I642060)spc( ytisnetnK2egnahC01052Aging time, t (s) 図3(b)にTi-27V合金に対して測定した276、298および323 Kでの時効に伴うせん断弾性率c’の増加率Δc’を示す。bcc安定化元素のV濃度が低くbcc構造の安定性が低いTi-21V合金の場合と同様に、せん断弾性率の増加率Δc’は時効温度の増加に伴って増加することがわかる。Ti-21V合金と比較してV濃度が高くbcc構造の安定性が高いTi-27V合金では、276 Kでの時効においては時効に伴うせ( 'c ,suudom raehs n( 'c ,suudom 図4 溶体化処理後(急冷後)のTi-21V合金単結晶のX線回折パターン:(a) (0002)ωおよび(b) (222)β 近傍のX線回折パターン。Reprinted with permission from Ref. 3. Copyright (2019) by the American Physical Society. さらに、溶体化処理後(急冷後)のTi-20V合金の試料に対して、圧縮変形を施し、圧縮前後の弾性率変化を電磁超音波共鳴法と超音波共鳴法を組み合わせた手法を用いて測定した。 (a)Aging time (day)2820Ti-21V1510Aging time (day)28(b)20Ti-27V151010323 K300 K276 K8x10510323 K298 K276 K8x105(a)(b)8x104120Ti-21V(0002)1008060402068642 (degree)Ti-21V(222)1081141112 (degree)721171203.実験成果 加えて、溶体化処理後(急冷後)のTi-21V合金の試料に対して、電磁超音波共鳴法を用いて室温以下の低温での内部摩擦の温度依存性を測定した。さらに、溶体化処理後(急冷後)のTi-20V、Ti-21VおよびTi-27V合金単結晶試料に対して、X線回折法を用いて、室温下での時効に伴うω相の形成挙動を調べた。 図3 (a) 276、300および323 Kでの時効に伴うTi-21V合金単結晶におけるせん断弾性率c’の変化。(b) 276、298および323 Kでの時効に伴うTi-27V合金単結晶におけるせん断弾性率c’の変化。Reprinted with permission from Ref. 3. Copyright (2019) by the American Physical Society. 超音波共鳴法と電磁超音波共鳴法を組み合わせた手法を用いて、Ti-21V合金に対して室温近傍(276、300および323 K)での時効に伴う弾性率変化を測定した。図3(a)に276、300および323 Kでの時効に伴うTi-21V合金単結晶におけるせん断弾性率c’の増加率Δc’を示す3)。せん断弾性率c’はすべての温度で時効に伴って増加することがわかる。また、せん断弾性率の増加率Δc’は時効温度の増加に伴って増加し、時効に伴う弾性率増加は時効初期において最も大きいことがわかる。323 Kで約10日間時効した際の弾性率増加は、18%程度であり、室温近傍での時効によって弾性率が大きく増加することがわかる。 − 60 −
元のページ ../index.html#62