助成研究成果報告書Vol.34
322/332

図2 プレゼンテーション選択画面 上から2段目の右端が報告者のもの キーワード:熱間圧延,酸化スケール,熱拡散率 2.開催場所 オンライン(図1) 図1 THERMEC ‘2021ログイン画面 3.国際会議報告 1.開催日時 2021年6月1日〜5日 3.1 会議概要 当国際会議は、材料の加工、製造、構造/特性評価およびアプリケーションに関するものである。対象とされる材料には、鉄および非鉄材料、生体材料を含む複合材料、高温材料、燃料電池/水素貯蔵技術、電池、スーパーキャパシタ、熱電材料、ナノ材料、エネルギーおよび構造用途、航空宇宙構造用金属材料、バルク金属ガラス、UFGM、核分裂材料のTMP(燃料被覆、構造)、高エントロピー合金、核融合炉の材料と技術、付加製造、スマート/インテリジェント材料などがある。 3.2 発表概要 講演題目: Evaluation of steel surface temperature in hot-rolling process from thermal diffusivity of FeO scale measured by electrical-optical hybrid pulse-heating method 概要: 本研究では、電気-光ハイブリッドパルス加熱法を用いて、鉄板上に形成されたFeOスケールの熱拡散率を高温で測定した。この手法では、急速な加熱とレーザフラッシュ法の組み合わせにより、高温でもFeOスケールの組成東京工業大学 物質理工学院 (2019年度 国際会議等参加助成 AF-2019077-X2) 助教 遠藤 理恵 変化を避けて熱拡散率を測定することができる。試料は、鉄片(99.99%、10×40×0.5 mm3)を用い、空気中で1123 K、3分間の酸化処理を行った後、サンドブラストをかけて鉄片にFeOスケールのみを残した。実験では、大電流パルスを鉄板に供給し、FeOスケールを0.2秒以内に650〜900 Kに間接的に加熱した後、レーザーフラッシュ法を実施して試料の有効熱拡散率を測定した。X線回折分析により、実験中にFeOスケール層がFeOとして維持されていることを確認し、その組成をFe0.91Oと決定した。FeOスケールの熱拡散率は、有効熱拡散率の3層解析により、650 〜900 Kの温度範囲で約4.8×10-7 m2s-1と計算された。最後に、測定した熱拡散率を用いて、熱間圧延工程における鋼材表面温度を評価した。 本会議への参加は、公益財団法人天田財団の国際会議等参加助成により行われました.ここに深く感謝の意を表します. 謝 辞 https://cattendee.abstractsonline.com/meeting/10418 − 320 −THERMEC2021(International Conference on PROCESSING & MANUFACTURING OF ADVANCED MATERIALS)

元のページ  ../index.html#322

このブックを見る