1) 山本哲也,宋華平,野本淳一,牧野久雄,岸本誠一,長田実:ZnO透明導電膜:極限機能材料へのスマートプロセス,スマートプロセス学会誌,第2巻,第5号,(2013),236-244. 2) H. Miki, N. Nakayama, H. Takeishi:Dynamic Molding of Powder Particles at Room Temperature, Materials Science Forum, 706-709 (2012), 1955-1960. 3) M. Horita, N. Nakayama, N. Saito, H. Miki, T. Miyazaki, H. Takeishi:Effect of Shearing Strain on Mechanical Properties of Titanium Thin Plate by Compression Shearing Method at Room Temperature, Proceeding of the 14th International Conference on Metal Forming (2012), 803-806. 4) S. Takeda, H. Miki, H. Takeishi, T. Takagi:Cu-Based MoS2-Dispersed Composite Material Formed by the Compression Shearing Method at Room Temperature, Tribology Online, 12, 2 (2017), 29-36. 2倍以上の押し込み硬さを示し,導電率も2倍近く向上することがわかった.また,せん断ひずみを付与す5) S. Takeda, H. Miki, J. Fontaine, H. Takeishi, T. Takagi:Role of MoS2 Addition in the Consolidation of Metal from Powder to Plate by the Compression Shearing Method at Room Temperature, Tribology Online, 13, 1 (2018), 15-19. 6) S. Takeda, H. Miki, J. Fontaine, M. Guibert, H. Takeishi, T. Takagi:Interparticle Bonding of Cu Powder under Repetitive Unidirectional Friction, Tribology Online, 13, 2 (2018), 43-49. 7) 国立大学法人信州大学,有限会社田村製作所,中山昇,田村光雄,橋本佳男,堀田将臣:シリコン成形体の製造方法,特開2014-152096,2014-8-25. 8) 中越一輝,長井峻,武田翔,三木寛之,高木敏行:強ひずみ温間プロセスによるCu/Zn合金化技術の開発,機械学会東北学生会第48回学生員卒業研究発表講演会,2018年3月7日. 2. せん断ひずみを付与した試験片は圧粉体試験片に比べ,3. TEM観察により,せん断ひずみを付与することで粉末4. 温間での成形により成形性が向上することが示唆される一方で,金型との凝着に関して注意する必要があることがわかった. 5. 使用する粉末量を調整することで,45 μmの厚さの試験片の作製に成功した.またこの試験片にはこれまでの成形体には見られない光沢が見られた. 本研究では,ZnO導電性薄板の成形を目的とし,圧縮せん断法を用いてその粉末から薄板材への固化成形を試みた.得られた成形体の接合状態を硬さ試験,結晶性をX線回折により評価した.また透明性と成形サイズに関しては外観観察,導電性に関しては四探針法によって評価した.その結果,以下について明らかになった. 1. 圧縮せん断法により酸化亜鉛粉末の薄板材への固化成形に成功した.また,せん断ひずみを付与することで試験片の色に変化が見られることがわかった ることで,試験片の結晶がせん断方向に配向することがわかった. 粒子の接合が進むことが明らかになった. これらの結果から,酸化亜鉛粉末が圧縮せん断法により薄板材へ固化成形が可能であることが明らかになった.また,せん断距離(ひずみ)や温度,粉末量などの成形条件を変化させることで,酸化亜鉛試験片の透明度の向上が見込めることが示唆された.特に本研究課題で目標とした(1) ZnO粉末の固化成形,(2) 透明性・導電性の発現,(3) サイズ制御の三つに関しては,(1)については固化成形に成功し,(2)と(3)についてはそれぞれ今後の明確な研究方針が得られた. 本研究は公益財団法人天田財団2018年度奨励研究助成(若手研究者)(AF-2018049-C2)の助成を受けて行われたものである.ここに記して謝意を表する. 4.まとめ 謝 辞 参考文献 − 244 −
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