助成研究成果報告書Vol.34
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図14 試験温度RTにおける各種試験速度条件の 図15 試験温度100℃における各種試験速度条件の 図16 試験温度150℃における各種試験速度条件の 図17 試験温度200℃における各種試験速度条件の 4.結 言 試験後の試験⽚形状 試験後の試験⽚形状 試験後の試験⽚形状 試験後の試験⽚形状 図18 スプリングバックに及ぼす温度の影響 図19 スプリングバックに及ぼす速度の影響 マグネシウム合金板の引込み曲げにおいて温度と引込み速度がスプリングバックに及ぼす影響を調査した.その結果,単軸引張試験と同様に顕著な温度および速度依存性が確認できた. 温度の上昇に従いスプリングバックは顕著に小さくなり,200℃,引抜き速度0.01mm.s-1の条件ではスプリングバックはほとんどなくなっていた.これは変形抵抗の温度依存性とともに動的回復による応力緩和が大きく影響しているとい思われる.また,高温においては引抜き速度が遅いほどスプリングバックが小さくなるが,この現象も変形抵抗の温度依存性と応力緩和機構により説明することができる. 以上の実験結果から200℃以上の温度での成形でスプリングバックをほぼ抑制できることがわかったが,このことは実際のマグネシウム合金板のプレス成形条件設定に重要な指針となる. − 238 −

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