助成研究成果報告書Vol.34
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図8 LA143、A1050、およびMg/Al複合材での室温引張試験から得られた公称応力-ひずみ曲線 図9 LA143、A1050、およびMg/Al複合材での0.1 mol%HClおよび0.1 mol%H2SO4溶液中での腐食速度 4.結言 謝 辞 参考文献 特定の加工熱処理を施したLA143合金とA1050を接合し、その力学特性と耐食性を評価した。接合材の強度はA1050を大きく上回り、汎用的なMg合金と同等の強度を示した。また0.1 mol%HClおよび0.1 mol%H2SO4に対する良好な耐食性を示すことが明らかとなった。したがって、作製したMg/Al複合材は優れた強度と耐食性を両立しており、新たな構造軽金属材料として発展可能であることが示された。今後展望として、合金種および組織制御 条件を検討することで、更なる高性能化が可能であると期待される。 本研究成果は、公益財団法人天田財団奨励研究助成を受けて行ったものであることを付記して謝意を表します。また研究遂行にあたり弘前大学佐藤裕之博士、長谷川薫様、熊谷一真様のご助力を頂きました。 1) Takahiro Mineta, Kaoru Hasegawa, Hiroyuki Sato, Materials Science and Engineering: A, 773 (2020) 138867 2) Takahiro Mineta, Micron, 137 (2020) 102914 3) Takahiro Mineta, Kazuma Kumatani, Hiroki Adachi, Hiroyuki Sato, Material Science and Engineering Technology, 52 (2021) 339 - 345 − 218 −

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