図8(a) 真応力-真ひずみ線図(Mg-11%Al-0.2%Mn) 図8(b) 真応力-真ひずみ線図(Mg-12%Al-0.2%Mn) 図8(c) 真応力-真ひずみ線図(Mg-13%Al-0.2%Mn) 図6(b) 板材中央部(V=2.9m/s) 図6(c) 下ロールとの接触部(V=2.9m/s) 図7 結晶組織(拡大図) 金属間化合物β-Mg17Al12はα-Mgの粒内および結晶粒界上に存在し,この形態はロール周速度や製造する板厚の厚さによって異なる.ロール周速度が遅い条件ではβ層は結晶粒界に析出し,ロール周速度が速い条件では,β層はα層内に小さく点在する形で見られる.表1において本研究で使用した高Al合金Mg合金のβ層は溶体化,時効処理等によって制御することが可能であり,このβ層の制御が祖塑性加工に適したMg合金の創製のひとつのポイントになることが示唆されている. 3・3 連続鋳造まま材の応力‐ひずみ線図と硬さ試験 双ロール実験で得られたMg-11%Al-0.2%Mn,Mg-12%Al-0.2%MnおよびMg-13%Al-0.2%Mnの連続鋳造まま材の300℃,350℃,400℃における応力ひずみ線図を図8(a),図8b)および図8(c)をそれぞれ示す.真応力は,ひずみの増加につれて上昇し,ひずみが0.2%以下のところでピークとなりその後緩やかに減少しているのが確認できる. 応力がピークとなった以降,その後は動的再結晶が進行しているものと考えられる.また,Alの含有量の違いでは,Al含有量が大きくなるにつれて,ピークの応力値も増大する傾向が得られている.また,ビッカース硬さの測定結果も図9に示すように,Al含有量の増加に従って硬さも増加していることが確認できる.これらの結果はAlの含有量の増加とともに相対的に金属間化合物の体積が− 128 −α+(β-Mg17Al12 ) Grain boundary α-Mg CD CD
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