1) C. D. Yumi, B. S. You, J. S. Lee, and W. C. Kim, Mater. Trans., 45, 3018-3022 (2004). 2) R. Matsumoto and K. Osakada, J. Jpn. Inst. Light Met., 57, 274-279 (2007). 3) E. Doege and K. Dröder, J. Mater. Process. Technol., 115, 14-19 (2001). 4) 日本塑性加工学会:衝撃塑性加工, (2017), コロナ社 4) P . Manikandan, J. Lee, K. Mizumachi,A. Mori, K. Hokamoto, Materials Science Forum, Volume: 706-709 Pages: 757-762. 5) L. Ruan, S. Ezaki, M. Fujita, S. Shen, and Y. Kawamura, J. Magnesium Alloys, 4, 27-29 (2016) 6) R. Kinslow and A. J. Cable, “High Velocity Impact Phenomena”, Academic Press (1970). 7) M. A. Meyers, “Dynamic Behavior of Materials”, Wiley Inter science (1994). 8) I. Ulacia, C. P. Salisbury, I. Hurtado, and M. J. Worswick, J. Mater. Process. Technol., 211, 830–839 (2011). 9) B. M. Dobratz, “LLNL Handbook of Explosives - Properties of Chemical Explosives and Explosive Simulants (UCRL-52997)”, Lawrence Livermore National Laboratory (1981). 謝 辞 参考文献 図5(a)では,マグネシウム合金の両端には,型と中間板に圧縮される部分があり,実験後には斜め45[deg]程度のせん断破壊が生じていることがわかる.図6の相当塑性ひずみ表示の解析結果からも,この亀裂部分に高い相当塑性ひずみが生じることで,せん断破壊が生じていることが明らかである. 4・3 考察‐特殊な実験環境が不要な衝撃成形法への発展について 爆薬を利用する場合には法的制約と特殊な環境が必要である.そこで,マグネシウム合金板の実用化に向けた今後の研究では,さらなる大型化だけでなく,特殊な環境でなくても利用でき,かつ連続で水中衝撃波を発生できる衝撃大電流装置(電気エネルギー)の利用を,本研究の第3ステップとして考えている.現状では,薄板マグネシウム合金に対して衝撃エネルギーとして,衝撃大電流装置による型成形および自由成形が実施されている.本研究である厚板マグネシウムも同様に第三ステップに進むことを検討しているが,爆薬を用いる場合に比べると衝撃大電流装置の水中衝撃波圧力は低いため,現状では残念ながら難しいと考えている.そのため,今後は,衝撃大電流装置による水中衝撃波圧力を高める方法やこの実験装置の工夫等の検討が必要である. 5.結言 衝撃成形法の優位性は,難加工材マグネシウム合金板の衝撃成形法の優位性は,室温と同等の温度条件下(常温)で成形を行うことができること,大きい成形量を実現できることである.本稿では,爆薬を衝撃エネルギー源とした衝撃成形法について,実験と数値解析の両方でマグネシウム合金の型成形について調べて,この手法の有効性を明らかにしている. 図4 数値解析結果(成形過程) 本研究は公益財団法人天田財団一般研究開発助成によって行われたことをここに記し,謝意を表します.また,本研究の遂行にご協力いただいた熊本大学産業ナノマテリアル研究所田中茂助教および熊本大学技術部稲尾大介様に感謝致します. − 125 −
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