助成研究成果報告書Vol.34
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謝 辞 参考文献 開発を行った.基本的な変形挙動を理解するためにリンク式の基礎実験装置を開発し,部分加熱によるV曲げ成形が可能であることを示した.UDカットシートでは曲げ外側の切れ目が広がって伸び変形しており,内側では圧縮を受けた繊維が幅方向に変形することが明らかになった.UDカットシートはランダムに比べて曲げ部の剛性が高く,繊維がまっすぐであること,配向が規則的であることの効果が確かめられた.一方で連続繊維の疑似等方シートでも内側の繊維が圧縮され幅方向にうねることで部分加熱曲げが可能である. 実生産に向けた検証として,プレスブレーキに設置するV曲げ成形金型およびシートの加熱装置を設計製作し,プレスブレーキを用いたV曲げ成形が可能であることを示した. 4.結言 CFRTPシートの部分加熱によるV曲げ成形に関する研究 プレスブレーキは多品種生産に適しており本研究の手法はCFRTPの応用に貢献するものと考える.実生産への適用にむけて,プレスブレーキにおける金型温度や曲げR条件などの解明が課題である. 本研究において共同研究を推進した株式会社小林製作所に感謝を申し上げる. 本研究に対し公益財団法人天田財団より2018年度一般研究開発助成を受けた.深い感謝の意を表する. 1)米山猛,立野大地,谷口洸紀,丸茂康二,吉川亮治,伊藤雄介:塑性と加工 61(713), 2020, 138-144 2)Tatsuno D, Yoneyama T, Matsumono T: The Int. J. Adv. Manu. Tech., 111(5-6), 2020, 1517–1533 3)Zahlan N, O’neill M:Composites 20(1),1989, 77–81. − 105 −

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