6. 結言 謝 辞 参考文献 (2) エアー同軸方向出射型を実装することで,光ファイ(3) 光ファイババンドルの本数を増やすと歩留まりが悪くなるため,比較的容易に作ることができる20本バンドル(1 KW相当)を基準とし,3方向から1点に集中照射することで単位面積当たりのエネルギー密度を3 kWと同等にする方が実用的であると分かった. (4) 市販されているヒートシンクの重量が1/2軽量で,実装面積が1/3になる小型軽量ヒートシンクを製作した.また,現場でも使用できる冷却効果が確認できた. (5) 光出力3 kWのレーザ援用研削は,1 kWでのレーザ照射時間の1/3でも研削抵抗が少なく,かつ砥石磨耗を削減できることが分かった. 光出力1 kWでの基礎実験をもとに光出力3 kWのレーザ照射装置の設計製作を行い,これを用いたレーザ援用加工実験で以下の結果が得られた. (1) レーザ出射ヘッドの主要部品を石英で構成することで熱損傷を減らすことができた. バ端面の損傷を減らすことができた. これらのことから,劣悪環境下において,レーザ援用研削が効率的に構造物の除去を行うための有効な手段であることを示した.今後は,長時間耐久性,および更なる高出力化を目指すと共に,切削加工での効果を確かめる. 本研究をご支援頂きました公益財団法人天田財団「重点研究開発助成」に深く感謝致します. 1) 髙橋廉生,他:高出力レーザ援用研削加工による廃炉技術の開発,電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会 (2018). 2) 安倍拓哉,他:劣悪環境下におけるレーザ援用研削加工に関する研究,精密工学会講演論文集,講演番号 M39 (2018). 3) 菊池祥平,他:廃炉技術のためのマルチモード光ファイバのバンドル化による高出力レーザヘッドの開発,電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会 (2018). 4) 堀尾克己,他:高出力半導体レーザに用いる冷却装置の開発,日本機械学会東北支部大会(2019). 5) 菊池祥平,他:砥石回転数がレーザ援用研削加工の結果に与える影響,砥粒加工学会(2019). 6) 髙橋廉生,他:高出力レーザ援用による難削材の加工性能に関する研究,砥粒加工学会(2019). 7) 山口憂,他,劣悪環境下を想定した研削加工におけるレーザ援用の効果,砥粒加工学会学術講演会,講演番号C20(2017). 8) 安倍拓哉,他:劣悪環境下での高出力レーザ援用研削加工方法に関する研究,日本機械学会東北支部大会(2017). 9) ステンレス協会:ステンレス鋼データブック,日韓工業新聞社(2000),p.10 − 96 −
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