図図66 低低速速ハハッットト曲曲げげででのの各各セセンンササ情情報報((左左上上段段とと右右上上段段::内内蔵蔵力力セセンンササのの垂垂直直力力ととせせんん断断力力,,左左中中段段::ススラライイドドのの変変位位,,右右中中段段::温温度度,,左左下下段段::摩摩擦擦係係数数((せせんん断断力力//垂垂直直力力)),,各各ググララフフ横横軸軸はは時時間間)),,実実験験条条件件::速速度度((11rrppmm)),,ククッッシショョンン圧圧::2200kkNN((空空気気圧圧)) 図図77 低低速速ハハッットト曲曲げげににおおけけるるししわわ抑抑ええ力力,,せせんん断断力力,,おおよよびび摩摩擦擦係係数数((せせんん断断力力//垂垂直直力力))((速速度度::11rrppmm,,材材料料:: 227700MMPPaa材材,,ククッッシショョンン圧圧::116600kkNN)) スライド速度が摺動摩擦特性に及ぼす影響を調査した.低速(1rpm)における内蔵センサの情報及び摩擦特性を図7に示す.図から分かるように,摩擦係数(摺動力/しわ抑え力)が試験開始直後に上昇し,その後,わずかに減少した後,再び緩やかに上昇する挙動を示した.平均値として,0.09弱であった.これはハット曲げ開始に伴い,摩擦が静摩擦から動摩擦に変わり,その後摺動や面圧上昇の影響を受けて,わずかに上昇したと思われる.高速(10rpm)条件でも同様にセンサ情報を取得した.低速と高速における摩擦係数の変動の比較を図8に示す.摩擦係数の基本的な傾向は低速と比較すると大きな変化はないが,ハット曲げ後半での摩擦の上昇が低速より少なく,その結果,摩擦係数の平均値も0.07となっており,低速の場合の値より小さい.これは摺動時間が短いことと摺動速度向上による潤滑油のくさび効果があったと考えられる. 2・3サーボモーションにおける動的摩擦特性の評価 クッション圧を一定にして,スライドの変位にパルスモーションを適用した場合の圧力の一例を図9に示す.パルスモーションの適用によるスライドの荷重変動に対応して,内蔵センサのしわ抑え力とせん断力もそれに同期して変動していることが分かる.一定圧と同様に摺動力をしわ抑え力で除した摩擦係数を図10に示す.パルスモーションによるスライドの振動に対して,摩擦係数も動的に振動するような挙動を示すが,振動の谷部では,摩擦係数がかなり小さい値を示し,また,平均的な摩擦係数も一定圧の場合よりも小さい値を示すことが分かった.これはパルスモーションでの再潤滑効果によるものであると考えられる.また,摺動摩擦の動的変動特性は潤滑油の粘性への依存性があることも各種潤滑油を用いた試験で分かった. 図図99 パパルルススモモーーシショョンンででののススラライイドドのの荷荷重重変変動動特特性性おおよよびび金金型型内内蔵蔵セセンンササののししわわ抑抑ええ力力ととせせんん断断力力のの変変動動特特性性((ククッッシショョンン圧圧::8800kkNN)) 図図1100 パパルルススモモーーシショョンンににおおけけるる摩摩擦擦係係数数のの変変動動特特性性 図図88 摩摩擦擦特特性性のの速速度度依依存存性性評評価価 − 61 −
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