3.まとめ Fabrication Design No.23 Geopolymer, building materials and low environmental loading construction materials No.24 Advanced Wear Resistant Materials: Tribology, Coatings and Reliability No.27 Synthesis and Processing of Materials using Electric Currents and Pressures No.30 Advanced Materials and Processing for Power Electronics Application No.31 Porous Ceramics: From Innovative Processing to Advanced Applications and Functionalities などが挙げられる.この他にも,考古学分野における文化遺産の分析に関するセッション,学生及び若手研究者の交流を促すためのセッション,セラミックス分野の研究者のダイバーシティを向上させるためのセッションが企画され,セラミックスに関する先端研究のみならず,文化的な討論,教育的な討論,キャリア形成に関する討論など幅広い議論がなされた. 中でも,No.18 Additive Manufacturing and 3D Printing Technologies においては,レーザー加熱法による3Dプリンターで造形されたセラミックスや金属の複雑構造体を実用化に供するためには,追加工が必要であり,それに 関する発表が多かったことが特筆される.複雑に稼働する研磨機による表面加工やレーザー加工と3D造形のコンビネーションなどに関する発表がなされた. そのほかの研究に関しては,コンデンサーやコイルなどの電子セラミックスに関する研究発表や航空機エンジン部材などの高温構造セラミックスなど,以前より盛んな研究分野に加えて,エネルギー関連,環境浄化関連,バイオ関連,ITとの融合領域などの分野に関する講演数が目立っていた. 第13回環太平洋セラミックス会議は無事開催され,世界中のセラミックス研究者の人的ネットワークの構築と最先端の研究成果の情報発信において大きな意義深い会議となった.会議の開催中に各国のセラミックス学会の会長あるいは国際担当理事が集い,次回以降の会議開催予定などについてコミッティ会議が開催された. 当該会議は3年に1度開催されており,これまで米国,カナダ,中国,韓国,オーストラリア,日本で開催されてきた.次回は2021年5月にカナダのバンクーバーで開催予定である. − 444 −
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