助成研究成果報告書Vol33
375/466

てFe2O3を添加した混合粉末を用いてレーザー積層造図6 レーザー積層造形後800℃/4 hの熱処理を行った試料のTEM組織。 図7 純鉄、Fe-0.62Al合金、および800℃で4 h図5 Fe2O3添加混合粉末をレーザー積層造形し4 まとめ FeAl2O4粒子の分散に起因する。すなわち、固体酸素源 Fe-0.62Al(at.%)合金粉末にFe2O3、NiO、SiO2を添NiOを添加した圧粉体ではFe母相中に微細なAl酸化物た試料の(a) 表面、ならびに(b) 内部のSEM組織。 を用いたODS合金作製法がレーザー積層造形法にも応用できることを示唆するものであり、今後の発展が期待できる。 加した混合粉末の圧粉体を800℃で熱処理し、粒内におけるAl酸化物の析出挙動を観察した。Fe2O3あるいは熱処理した積層造形体の硬度。 が析出することが確認されたが、SiO2を添加した圧粉体では確認されなかった。すなわち、Fe2O3とNiOは固体酸素源として機能するものの、SiO2は機能しないことが分かった。また、Fe-Al合金粉末に固体酸素源とし形し、得られた積層造形体を熱処理した結果、Fe母相内にナノサイズの酸化物が均一に析出するとともに、著しい硬度の増加が見られた。すなわち、固体酸素源を用いた酸化物分散強化型合金の作製法は、レーザー積層造形法に適用できることを実証することができた。 − 373 −

元のページ  ../index.html#375

このブックを見る