助成研究成果報告書Vol33
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図 6(a)に焦点外し量 0mm の実験結果,図 6(b)に焦点[ ] ] [ mmnoitisopY (b) Laser power 20W mmnoitisopY (b) Laser power 20W 外し量+0.1mmの実験結果,図6c)に焦点外し量−0.1mmの実験結果を示す.図6より,焦点外し量0mmおよび焦点外し量−0.1mmの条件では,金属板が蒸発していることが確認でき,焦点外し量+0.1mmの条件では,金属板が溶融していることが確認できる.金属板の溶融・蒸発は焦点外し量±0.2mmまでは確認できたが,焦点外し量±0.3mm以降は確認できなかった.また,焦点外し量0mmでは激しい加工音と共に金属板の蒸発が見られたが,焦点を外すにつれて加工音は小さくなり,蒸発現象の段階から溶融現象の段階へと変化していった. レーザ加工では,焦点を外すにつれて加工点でのビーム径は大きくなり,パワー密度は低くなる.そのため,焦点を外すにつれて蒸発現象の段階から溶融現象の段階へと変化していったと考えられる.また,蒸発現象の段階から溶融現象の段階へと変化するにつれ,加工音は小さくなると考えられる.以上のことから,本研究で使用するレーザ装置は,焦点におけるパワー密度が高く,金属板を蒸発させることが容易であることが確認できた.これより,金属細線の溶融に適した溶融池の形成には,ある一定量の焦点0.120.100.080.060.040.020.000.00.50.120.100.080.060.040.020.000.00.5(a) 相対移動距離X+0.1mm, Y±0.1mm (b) 相対移動距離X+0.05mm, Y±0.1mm (a) Defocus distance (b) Defocus distance 0 mm +0.1 mm (c) Defocus distance -0.1 mm 図5ウィービング動作の軌跡 図6 表面溶融状態の観察結果 3・2 焦点外し量による溶融状態の比較 0.057s0.045sX position[mm]X position[mm] 1.01.51.01.52.02.0図7 表面溶融状態の観察結果 図8 表面溶融状態の観察結果 (a) Laser power 15 W (a) Laser power 15 W (a) Laser power 15 W Weaving speed 300 mm/min, Weaving stroke X+0.1 mm, Y±0.1 mm) Weaving speed 300 mm/min, Weaving stroke X+0.05 mm, Y±0.1 mm) Weaving speed 350 mm/min, Weaving stroke X+0.1 mm, Y±0.1 mm) 図9 表面溶融状態の観察結果 − 363 − (b) Laser power 20W

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