− 33 −塑性加工AF-2017040奨励研究助成A(若手研究者)塑性加工,パワーデバイス複合材料,発泡金属,熱特性fukuchi@gipc.akita-u.ac.jp秋田大学 大学院理工学研究科 物質科学専攻 材料理工学コース 助教福地 孝平熱輸送制御を目的とする局所発泡金属とAl基複合材料の接合に関する研究近年,熱輸送技術の改善は極めて重要な課題となっているが,このような熱問題を解決するには既存の材料や冷却システムだけでは不十分であると考えられる.この問題を解決するため,高い熱伝導率を有する炭素繊維(CF)を含有させたAl基複合材料や,表面積の増加による放熱特性を有する多孔質構造を持つ発泡金属に注目が集まっている.これらの複合材料と発泡金属を1つの部材の中で任意の位置に配置することができれば,部材内の伝熱方向を任意に制御できる可能性がある.本研究では,まず,溶融再加熱法により作製した発泡金属の熱・強度特性の有用性を検討するために,ピストンを模した熱解析と放熱特性評価試験をおこない,発泡部の有無による放熱特性への影響を検討した.また,ピストン頂部から引張試験片を切り出し,強度特性を評価した.そして,Al基複合材料と発泡金属の接合方法について,鋳包み法を用いて検討した.
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