助成研究成果報告書Vol33
263/466

020201020201..876543210876543210⑩01234567890123765 ged/θ ,noitrotsid ralugnAged/θ ,noitrotsid ralugnA①②③④⑤10°10°10°10°⑪⑫⑥⑦⑧⑨①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭5°5°5°5°5°5°5°5°5°5°5°5°10°10°10°10°100図11 角変形に及ぼす先行Passの影響 6000mm/min. にて,図7に示す枝分かれした円弧状の加熱を行った.図中①,②は加熱順序を示し,実線は表面加熱,破線は裏面加熱の位置を示す.Specimen 1は内側加熱を先に,Specimen 2 は外側加熱を先に行う加熱である.Specimen 3は内側加熱を先に,Specimen 4 は外側直線加熱を先に行う加熱である.この形状は,図8に示す車両によくみられる形状を模擬している.加熱にはファイバーレーザを用いた. 4・2 角変形の加熱順序依存性 加熱後の表面形状の測定結果を図9に示す.枝分かれした形状で谷折れと山折れが形成されていることが分かる.定量的に詳細な検討を行うために,加熱線上の各位置における角変形の測定結果を以下に述べる. 図10に,先に行った加熱線により生じた角変形に及ぼす,続けて行った後からの加熱による影響を示している.(a)は内側の加熱線,(b)は外側の加熱線について示している.(a)の内側の加熱線の場合,外側加熱を追加したことで角変形が僅かに変化している.一方(b)の外側加熱では,内側の加熱線を追加しても変形量はほとんど変化していない. 図11に,内側加熱(a)並びに外側加熱(b)での角変形量に及ぼす先行する加熱の影響を調べた結果を示す.(a)も(b)も共に,先行する加熱が行われている方が角変形量が大きくなっていることが分かる. 図12,13に,外側加熱線の形状が直線の場合について角変形に及ぼす,続けて行った後からの加熱による影響を示している.図10に示した外側加熱が曲線の場合に比べ,(a)の内側加熱の場合でもほとんど変化していないことが分かる. 図13は,内側加熱(a)並びに外側加熱(b)での角変形量に及ぼす先行する加熱の影響を調べた結果である.外側加熱が曲線であった図11と比較すると,変化が小さく,(b)の直線加熱部の角変形はほとんど変化していないことが分かる. 観点から,主として曲線加熱を用いて作成した角変形に及ぼす加熱順序の影響を調べた.これは,目的とする意匠面を作成するに当たり,後続する加熱によって先行する角変形が大きく変化しない加熱順序を検討するうえで重要な知見であり,実用上大切な課題である. 3章では並行する曲線加熱を対象に,外側の加熱線から加熱を始めると,先に成形した角変形が後続する加熱によって変化することなく成形を進めることが出来ることが分かった.4章では枝分かれする加熱線を対象に,3章で示した結論即ち外側の加熱線から加熱を始めると,先に成形した角変形が後続する加熱によって変化することなく成形を進めることが出来ることの他に,先行する加熱線が既にある場合には無い場合に比べ角変形が大きく表れること,先行する加熱線が直線である場合には無い場合とほとんど同じ角変形量しか生じないこと,加熱線同士の干渉が小さいことを示した. 5.まとめ レーザフォーミングを用いて意匠面を作成するというSpecimen1 (R=100mm→R=200mm)Specimen2 (R=200mm→R=100mm)Position number, n(a) R= 100 mmSpecimen1 (R=100mm→R=200mm)Specimen2 (R=200mm→R=100mm)910111248Position number, n(b) R= 200 mm10− 261 −

元のページ  ../index.html#263

このブックを見る