助成研究成果報告書Vol33
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図3 並行加熱終了後の外形 図4 角変形に及ぼす先行PASSの影響 3・2 角変形の加熱順序依存性 加熱後の表面形状の測定結果を図3に示す.2回の加熱終了後には,並行する山折れと谷折れが形成されていることが分かる.定量的に詳細な検討を行うために,板幅方向の位置での角変形の分布の測定結果を図4に示す.(a)は内側加熱(R=100mm),(b)は外側加熱(R=130mm)の場合であるが,どちらも大きい値を示しているのは後から図6 意匠面作成例 加熱した場合であることが分かる.すなわち,1 Pass目加熱で板に残留応力が発生している状態でレーザ加熱されると,残留応力の無い平板が加工されるよりも大きな変形が発生することが分かる.図5は,先に置いた加熱線の角変形が後から置いた加熱線によって変化する様子を調べた結果である.外側加熱の△と▲はほとんど同じ分布をしており,後から内側加熱を行っても変形量がほとんど変わらないことが分かる.ところが内側加熱の〇と●では,外側加熱を置くことによって●から〇のように両端部の角図5 角変形に及ぼす後続Passの影響 意匠面成形実験における加熱位置加熱後の試験片写真After 1passModel1(内内→外外)Model2(外外→内内)After 2pass2pass1pass1pass2pass(a) R=100mm(b) R=130mm− 259 −

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