− 19 −塑性加工塑性加工AF-2017012一般研究開発助成AF-2017013一般研究開発助成塑性加工,硬さ試験加工硬化,機械的特性,硬さ試験r_suzuki@gunma-u.ac.jp塑性加工,リサイクル,医療材料押出加工,サーボプレス,圧延加工,超高純度マグネシウムinoue@nc-toyama.ac.jp群馬大学 大学院理工学府 知能機械創製部門 助教富山高等専門学校 機械システム工学科 教授鈴木 良祐井上 誠ハーバート硬さ試験機を用いた減衰硬さによる加工硬化特性の予測サーボプレスを用いた押出加工・圧延加工による超高純度マグネシウム板材の作製引張試験を行うことが難しい材料に関して,塑性加工にとって重要なパラメータである加工硬化特性(n値)を,ハーバート硬さ試験を用いて推定可能か調べることを目的として研究を行った.力学的特性の異なる供試材料として,機械構造用炭素鋼S25C,S35C,S45C,S55Cおよびモリブデン鋼SCM415,SCM435,SCM440の引張試験結果およびハーバート硬さの一つである平均角速度硬さと比較検証を行った.平均角速度硬さとn値の間には直接的には関係性が認められなかった.これはハーバート硬さ試験機の揺動挙動におよぼす材料強度の影響がn値に比べて強いためと考えられる.引張強度合わせて考えることにより,平均角速度硬さを用いてn値を推定できることが明らかになった.本研究では,サーボプレスを用いた押出加工・圧延加工による超高純度マグネシウム板材の作製について検討した。得られた結果をまとめると以下の通りである。(1) サーボプレスを用いた押出温度375℃,押出比R9〜13の押出加工,圧延温度75℃〜400℃の圧延加工により超高純度マグネシウム板材を作製できる。 (2) サーボプレスを用いて押出加工したことにより,表面粗さは大幅に改善され,押出材を圧延することで表面粗さがさらに改善する。 (3) 押出・圧延材のビッカース硬さは,圧延前の押出比に影響はないが,押出材に比べ硬くなる。また,ビッカース硬さは,圧延温度125℃から圧延温度400℃まで圧延温度が上昇すると硬さは減少する。 (4) 真空蒸留・押出材を圧延することで引張強さは,圧延方向に対して0°方向よりも90°方向の方が大きくなる。
元のページ ../index.html#21