− 13 −塑性加工塑性加工AF-2017001重点研究開発助成A グループ研究AF-2017002重点研究開発助成B 課題研究プレス加工,サーボモーション設計モーション制御,変形メカニズム,シミュレーションyang@tmu.ac.jp金型,塑性加工放電加工,曲がり穴,金型okada@mech.okayama-u.ac.jp東京都立大学 システムデザイン研究科 教授岡山大学 大学院自然科学研究科 教授楊 明岡田 晃デジタルプレス加工のプロセス見える化・知能化技術開発非固定電極を用いた放電加工による金型冷却液曲がり穴流路の革新的加工法の開発本研究では,知的デジタル加工システムの実現のためにプレス加工IoTシステムを構成する要素技術の開発を行った。板材成形における素材と金型との界面に発生する力の動特性を計測評価するセンシング技術を開発し,素材と金型との接触状態や摺動摩擦のその場観察が可能な板材成形用シミュレータを製作した。シミュレータを用いたモデル実験によって,板材成形における摺動摩擦の動特性など大変重要な知見が得られた.また,サーボプレス機械の動特性見える化のためのセンシング技術,シミュレーションと融合したソフトセンシング技術の開発を行い,プレス加工のプロセス見える化の実現を促進した。さらに知的デジタルプレス加工システムへのIoTプラットホームを提案した。放電加工では工具電極に作用する加工力は極めて小さいため,原理的には工具を強固に固定しなくても加工可能である.曲がり穴の加工では穴形状に合わせ工具が柔軟に変形する状態で,材料除去が必要であるが,加工力が小さければそれが可能となる.このような観点から,本研究では,極めて簡便な方法で小径曲がり穴を実現することを目的とし,柔軟に変形する箔でつり下げられた非固定の直径数mmの電極球を用いて放電加工を行い,加工中に工作物を任意の角度に傾けることで加工方向を制御し,形状精度の高い小径曲がり穴を得る全く新しい加工法を提案し,その技術の性能向上のため鉄鋼系金型材料やアルミニウム合金に対する加工状態の安定化と深穴加工の実現,加工形状の機上での計測法,および小径穴加工における加工特性の解明と加工の安定化についての検討を行った.
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