3.実験結果および考察 図4 押出材(押出比R13)および押出(押出比R13)・圧延 4 押押出出材材 ((RR1133)) 押押出出((RR1133))・・圧圧延延材材 − 141 −RR99 5.6 <0.0008 0.24 <0.0001 0.0041 0.0029 0.0029 <0.0003 0.0007 <0.0003 0.0006 <0.0003 残 99.9971 RR1111 RR1133 <0.0008 <0.0008 <0.0001 <0.0001 0.0022 0.0035 <0.0003 <0.0003 <0.0003 0.0005 <0.0003 <0.0003 <0.0010 <0.0010 <0.0003 <0.0003 99.9978 99.9960 図2 押出加工機の外観 図3 押出加工機の押出部の概略 図4 に押出材(押出比R13)および押出(押出比R13)・圧延材の外観を示す.圧延加工はロール径75mm,幅100mmの2段圧延機を使用し,得られた押出材を幅30mm,長さ70mmに機械加工し,所定の温度に加熱後,ロール速度0.17m/s,圧下率10%/パスで,押出方向の90°方向に厚さ1mmまで圧延加工した.圧延温度は75℃から400℃で行った. 得られた押出・圧延材の組成分析は,試料1gを採取し,ICP発光分光分析で混入の恐れのある元素を分析した. 表面粗さ測定は,実体顕微鏡を用い,算術平均粗さRaを測定した.評価長さは710μmで5回の平均値で求めた. 硬さ測定は15mm×15mmに機械加工した試験片をエメリー紙#800まで研磨し,ビッカース硬さ試験機を用い,荷重9.8N,試験保持時間15sとし,10箇所測定し,最大,最少を除く8点の平均値を硬さとした. 引張試験は平行部長さ20mm,幅5mm,標点距離15mmの試験片を用い,ひずみ速度5.5×10-4s-1で行った. 材の外観 3.1 化学組成 表1に原料および押出材の化学組成を示す.押出材は押出比R9,R11およびR13の結果を示す.得られた押出材の純度はいずれも99.996%以上となった.マグネシウムと蒸気圧の近い亜鉛(Zn)はいずれも混入した.原料に多く含有するアルミニウム(Al)およびマンガン(Mn)は検出限界以下となった.これは,各元素間の蒸気圧差を利用した真空蒸留法により,マグネシウムと蒸気圧差のある元素は分離でき,溶解・鋳造を行わず押出加工したことにより,真空蒸留のままの化学組成にすることができたと思われる. 表1 原料および押出材の化学組成 (mass%) 元元素素 原原料料 AAll MMnn ZZnn SSii FFee CCuu BBee <0.0010 <0.0010 NNii <0.0003 <0.0003 MMgg 押押出出方方向向 圧圧延延 圧圧延延方方向向
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