00 i )a PM ( s ser ts e vis se rpm oc la nm o N少なくとも接合後に手で取り扱う範囲では2枚の板がはがれることはなく、めっきにより良好に接合されていることが示唆された。 3・3 圧縮試験結果 試料の圧縮試験結果を図7に示す。変形初期に応力とひずみが比例する弾性領域、その後ほぼ一定の応力で大きな変形を示すプラトー領域(プラトー応力は約12 MPa)、高ひずみ領域で応力が急上昇する緻密化領域が見られた。これらはポーラス金属特有のものであり、また、プラトー応力はエンボス板1枚を板厚方向に圧縮した際のプラトー応力と概ね一致した。なお、公称応力―公称ひずみ曲線を見る限り、JGBの添加量は圧縮特性に本質的に影響を与えなかった。 図7 アルミニウムエンボス板2枚のめっき接合によって作製したポーラスアルミニウムの室温圧縮特性 図8に、異なるJGB添加量でめっき接合したエンボス板試料の接合部位の観察結果を示す。JGBの添加量が、(本研究で試した範囲では)銅めっきのエンボス板間の充てん状況に影響していないことがわかる。これは、エンボス板どうしが接触点を中心とした狭い領域で接合されるためであったと考えられる。図7に示した、圧縮試験結果に大きな違いが生じなかったこととも符合し、JGBの利点である広範囲での充てん率向上は、本研究で試した範囲では重要ではなかったと考えられる。このことからも、めっきによる局所接合でポーラス金属として十分な機械特性を発揮していることがわかる。 4.結言 新しいポーラス金属作製法として、銅めっきによる純アルミニウムエンボス板どうしの接合を試みた。銅めっきにより2枚のアルミニウムエンボス板どうしを接合した結果、ポーラス金属特有の圧縮特性を示す試料を作製できた。試料の大きさ(エンボス板の大きさおよび接合枚数)、接合時間の短縮などが今後の課題である。 図8 異なるJGB添加量のアルミニウムエンボス板2枚のめっき接合で作製したポーラスアルミニウムの断面観察結果(「JGB」の横の数値が添加量 (mg/L) を示す)1008060402010JGB (mg/L): 00.20.4Nominal strain200.6− 111 −
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