VH / さ硬スーカッビNk / Nk / 重荷重荷 02468A0000 内側容器外側容器底部コーナ中央中央容器図図1100 板厚ひずみピークのメカニズム 3・4 硬さ分布 深絞り加工によって成形された純チタン容器において,塑性変形に伴う加工硬化が生じているため,容器の硬さについて調べた.図11に,構成する各容器における容器底部中央から開口部までの硬さ分布を示す.ブランクの初期板厚はすべて0.5 mmである.また,ブランクの初期硬さは平均140 HVであった.各容器において,硬さ分布に違いはあまり見られなかった.容器底部から開口部に至って,硬さの増加が見られ,開口部の硬さは初期硬さの約1.4倍であった.中央容器では底部コーナ付近において,硬さの減少が見られた.この領域は板厚ひずみの急激な増加が見られた領域と一致していることから,加工硬化が十分に進まなかった領域と考えられる. 3・5 深絞り加工の荷重ー変位曲線 コルゲートクラッド容器の深絞り加工における荷重推移の特徴について調べた.図12に,純チタン3層のコルゲートクラッド容器の荷重ー変位曲線を示す.ブランクの初期板厚はすべて0.5 mmである.加工に伴い荷重は増加し,2つのピークが見られた.これらのピークにおいて同程度の最大荷重を示し,約32 kNであった.最初のピークは中央容器を,また次のピークは外側容器を成形している際に生じたと考えられる.そこで,外側の容器を除いた内側と中央の容器のみにおける試験を行った. 図図1122 3層クラッド容器の荷重-変位曲線 図13に,内側と中央の2層クラッド容器の成形で得られた荷重ー変位曲線を示す.最初に現れたピークは中央容器の成形であることがわかった. 図図1111 クラッド容器の硬さ分布 変位 / mm図図1133 荷重-変位曲線 (a) 中央容器への鋼球の接触 (b) 塑性流動による増肉領域 200190180170160150140-4-2底部中央からの距離 / mm変位 / mm4030201020404030201020406080608010− 106 −
元のページ ../index.html#108