− 34 −塑性加工塑性加工AF-2015039一般研究開発助成AF-2015040一般研究開発助成輸送用機器の軽量化,押出し形材の横断面設計マグネシウム合金押出し材,圧縮特性,横断面形状の最適化hasegawa@metro-cit.ac.jp自動車材料TRIP鋼板,スポット溶接,残留オーステナイト特性nagasaka@nagano-nct.ac.jp東京都立産業技術高等専門学校 機械システム工学コース准教授長野工業高等専門学校 機械工学科教授長谷川 収長坂 明彦超軽量構造用マグネシウム合金押出し材のミクロ組織とプレス成形性に関する基礎研究超高強度TRIP鋼板のスポット溶接およびプレス加工に及ぼす遅れ破壊疲労特性強度レベルの同等なマグネシウム合金押出し角管とアルミニウム合金押出し角管を,長手方向に対して直交する方向に圧縮変形をさせる際の座屈荷重や変形エネルギーを調べると,アルミニウム合金の方が2倍以上の値を示す.しかし,押出し形材は横断面形状の設計自由度が高く,たとえば角管の場合,横断面内にリブを加えたり,板厚に分布を与えるといった断面形状の工夫を行えば,アルミニウム合金よりも軽量で,かつ座屈荷重の高いマグネシウム合金押出し形材が製造できる可能性がある.本研究では,マグネシウム合金のミクロ組織の調査として,EBSD解析を試み,曲げ加工における破断限界の関連を調査した.また,座屈荷重を増大させ得る押出し管材の断面形状を,材料力学によって推定し,さらにコンピューターシミュレーションを用いたトポロジー最適化により,座屈荷重を増大させ得る押出し管材の断面形状の設計の基礎データを得た.近年,環境と衝突安全性を両立させる必要性から,水素燃料自動車および電気自動車等の車体軽量化のために,1.5 GPa級以上の強度レベルの超高張力薄鋼板(超ハイテン)のニーズが高まっている。また,1.2 GPa級以上の強度レベルの超ハイテンにおいては,水素脆化による遅れ破壊が問題となる。そのため,プレス成形時や溶接時の残留応力によって自動車部品が遅れ破壊(置割れ)を発生する可能性がある。しかしながら,自動車用超高張力TRIP鋼板のスポット溶接性に関する研究は十分に行われていない。そこで本研究では,自動車用超高張力TRIP鋼板のスポット溶接性を明らかにすることを目的として,単軸引張試験,せん断試験,十字引張試験,スポット溶接引張試験およびAE測定等により検討した。
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