図9 種々の投射材を用いて作製した 微細周期構造面における純水の接触角 ][0502468 図8 二重管ノズルピーニング装置で作製した°角触接角触接mµ ,圧力0.3MPa,時間60s圧力0.3MPa,時間60s圧力0.3MPa,時間60s圧力0.3MPa,時間5s圧力0.3MPa,時間15s圧力0.1MPa,時間60s圧力0.1MPa,時間15s微細周期構造面における純水の接触角 鋼粒子投射面ガラスビーズ投射面ホワイトアルミナ粒子投射面れば,濡れ性をより明確に制御できる可能性もあるのではないかと考えられる. − 219 −結 論 謝 辞 参考文献 H.Ohmori, (1) 斜投射FPPにおける微細周期構造形成は,アルミニウム,鉄鋼材料やチタンなど各種の金属材料で普遍的に認め2512うる現象であることを明らかにした.形成される微細周期構造の寸法は,投射時間や投射材の材質・形状などの条件の変化を通して,ある範囲で制御することができる.また,粒子の投射装置の構造にも依存する. (2) 微細なホワイトアルミナ粒子を投射した場合や,粒子を微量ずつ供給する条件で投射を行った場合には,とくに寸法の小さな(高さ一桁µmオーダー)微細周期構造の形成が可能である.なお,このスケールの凹凸は,トライボロジー分野における潤滑性向上にも効果があるとされ,本研究から得られた知見の応用先として期待できる. (3) 濡れ性の制御に関しては,微細周期構造の形成そのものよりも,その表面に存在する,粒子表面構造が転写されてできた微細な凹凸が,接触角へ大きな影響を及ぼしている可能性がある.この点に関しては,引き続き詳しい懸賞も必要である. 本研究は公益財団法人天田財団平成27年度一般研究開発助成AF-2015031による補助を受けて実施した.ここに謝意を表する. 1) Y.Kameyama, Fabrication of micro-textured and plateau-processed functional surface by angled fine particle peening followed by precision grinding, CIRP Annals., 64, 1 (2015) 549-552. 2) A.B.D.Cassie, S.Baxter, Wettability of porous surfaces, Trans. Faraday Soc., 40 (1944) 546-551. H.Kasuga, T.Kato, 130120110100908070601009080706050403020100うねの高さ, µm1015うねの高さ,µm2010
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